廃人になりかけた話

こんにちは! 吉田です!

GWも終わって
1週間ちょっとが経ちました。

いかがお過ごしでしょうか。

吉田はGW中に

ひょんなことから
友達夫婦にオススメされ
やってしまった

「ルイージマンション3」に
大ハマりしまして...

危うく先週の土日を
溶かしきるところでした。。。

(巷の大学生のようになりかけました...)

時間がない方は
このゲームをやらないことを
強くオススメしますが(笑)

たまには
息抜きがてらにやってみると
いろんな発見があるものです。

何がすごいって、、

最近のゲームって
人をダメにする要素が
ふんだんに盛り込まれているんですよ。←

まず、

心理学でよく言われる
「ツァイガルニク効果」が
至るところにある。

ツァイガルニク効果は
アニメの終盤や
予告でもよく使われるんですが

「中途半端に終わらせると
余計気になっちゃう。次が見たくなる。」
って心理効果です。

ゲーム内で
ボスを倒すと
マンションの各階へ
移動するためのボタンを
手に入れられるんですが、

これを手にしたら
次の階のボタンを
エレベーターに
つけに行きたくなっちゃう。。


次の階のボタンをつけたら
それがどんなフロアか
気になって行きたくなっちゃう。。。

「次の階を確認するだけ・・・」

とボタンを押したら最後。

シナリオ映像が始まって
そのフロアの先を
確認しに行きたくなっちゃう。。。。

...と永遠に出来るわけです。

「こりゃあ沼だわ。。。」と
気がついたときには
すでに5時間溶かしてました。滝汗

さらに、各フロアには
ちょっと考えると解ける
謎解きが多く散りばめられていて

解けるとスッキリして
気持ちが良いんですよね。。。

で、次に進んじゃう。汗

実はこれ、
僕にやり込み癖があって
イカれているわけではなく、
人間みんなそうなんです。笑

人間は
解けそうな問題を見ると

「考えないように
することができない」

と言われてます。

例を出しますね。

・・

10×3 = ??

・・

いま、無意識に
計算しませんでしたか?

「答えてください」

とも

「考えてください」

とも言われていないのに、
多分「30」って思いましたよね?

こんな感じで、
謎や問題って
言われてもいないのに
勝手に頭が解こうとするんですよね。

抗えないんです。

他にはミニゲームも
充実しているんですが、
これも秀逸。

マリオ系の作品は
子どもがプレイすることが多いので

ミニゲームの
細かいチュートリアルや
言葉でのゲーム説明が
ほぼないんです。

でも、みんな1回でプレイできる。

もの凄いことですよね。

これが出来るのは
ミニゲームを始める直前の動画で

「マリオたちが
そのミニゲームで
何をしているか?」

が流れるためです。

いわゆる

「デモンストレーション」

というテクニックですね。

アップルの元CEO、
スティーブジョブズが

MacBook Air を発表するとき

「これはとにかく薄いんです」

と言葉で一切説明せずに
封筒からMacBook Airを取り出した、
というのが有名ですね。

実演販売や
通販番組でも

包丁の切れ味を見せるために
カボチャを切ってみたり...

洗浄力を見せるために
頑固な汚れを一瞬で落としてみたり...

と、今では
いろんなところで目にします。

実はこういったテクニックは
LPでも使われていて

ツァイガルニク効果は
よくセールスレターの中で

「そして....」
「しかも...」

という言葉で
次のセクションにつながっていたり
しています。

「謎や問題」は

LPの中で

「なぜxxxは〇〇できるのか?」

「■■を達成できる7つの理由とは?」

こんな書き出しをみることが
あると思うのですが、
それにあたります。

デモンストレーションは
画像での比較や
動画を使った説明などが
オーソドックスですね。

世の中では

「こどもがゲームばかりする」

「ゲーム脳になる」

「外で遊ばなくなる」

などなど、
あんまりゲームに対する評価って
良くないものが多いと思うんですが

でも逆に言えば
あれだけ熱中になれるってことは
やっぱりそれだけの理由が
詰まっているわけなんですよね。

近年では
ゲーミフィケーションって
言葉もあるくらいで

子ども向けのプログラミング教材なんかは
このゲーミフィケーションを
ふんだんに取り入れてます。

(ゲーミフィケーションはまじで面白いので
ぜひ興味があれば本を読んでみてください)

「ゲームってすごいなあ。。。」と
5時間溶かして改めて思ったので、

なんとかして
取り返してやろうと
今日のメルマガを書きました。笑

たまには
遊びを通じて

夢中になって
続けられてしまう
原因は何なのか?

集中が切れそうなところに
どんな工夫が施されているのか?

心理テクニックが
実際にどんな風に
イヤらしくない形に
落とし込まれて使われていて、
それをどんな風に感じたのか?

こんなことを
体験してみるのもいいですよ^^

ただ、学ぶモノも多いですが
ご利用は計画的に。ナニトゾナニトゾm(_ _ ;)m

では!

吉田

p.s.

色々と
上でもお話してきましたが..

何が一番ヤバイって
オートセーブですね。

仕事のソフトなら
大助かりですが...

ゲームはヤバイです。

切れ目がない。

子どものころはできた、

「次のセーブポイントまで!!」

が、できない。

自制心が低すぎてやめられない。

結果、文字通り
「やめられない、止まらない。」汗

(何言ってんだコイツ・・・)

いやほんとに
技術やテクニックの進化って
恐ろしいですね。←

簡単に人を灰にできる...(白目)

数十年しか経っていないのに、
単三電池から充電式だし。。。

ポケモンに明け暮れ
電池切れと戦った
ゲームボーイが
懐かしいです。。。(遠い目)

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投稿者プロフィール

吉田 祥太
吉田 祥太
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。

ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。

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