駆け出しデザイナー必見!2種類の見込み客とは?

こんにちは! 吉田です。

今日は
駆け出しのフリーランスデザイナーの方に
特に重要な「見込み客」の種類について
お届けしたいと思います!

見込み客とは、
あなたの商品・サービスに興味を持ち、
お客様になってくれそうな人のことです。

実はこの見込み客には
「2種類のタイプ」がいるのを
ご存知でしょうか?

2種類のタイプを
AとBに分けてお話しすると...

見込み客Aのタイプは、
今すぐにでもあなたの
お客様になってくれるタイプ。

見込み客Bは、待てど暮らせど
なかなかお客様には
なってくれないタイプです。

特に駆け出しの
フリーランスデザイナーにとって、
このAとBの2種類から、
見込みの高いAの見込み客を
見分けられるかはめちゃめちゃ重要です。

フリーランスは自営業。

特に収入の安定しない初期は
案件の「数」をこなすのが、
収入と安心、そして
その先の事業活動に直結します。

案件をいち早く獲得し、実績を作り、
リピートを獲得して収入を安定させる...

そのためにも、
この2種類の見込み客の違いを
上手に見分けて案件を獲得していく
必要があるのです。

では、その2種類..
AとBの見込み客の違いとは
何でしょうか?

それは、

A:「あなたの商品・サービスを買わなければならない人」

B:「あなたの商品・サービスを買いたい人」

という違いです。

Aは前述のとおり、
あなたのお客様になりやすい
見込み客。

Bは、Aに似ていますが、
あなたのお客様にはなりにくい
見込み客になります。

最大の違いは、

Aが「あなたの商品・サービスがマストで必要」
(今すぐ買わなければ支障が出る・Aの仕事にならないなど)
という見込み客であるのに対して、

Bが「あなたの商品が欲しいとは思っているが、
今すぐ買わなくても問題がない」
見込み客だということです。

具体的なエピソードを交えて
説明しますね。

もう3年ほど前の話ですが、
僕の友人で「転職したい」と
会うたびに言っている方がいました。

その方いわく、
今の仕事は給料はいいけど
業務内容も興味がないし、
管理職になって部下を管理したりする
立場もしんどいし、向いてない。
だから転職したい、とのこと。

幸いその友人の勤め先は大企業。
その当時は20代後半だったので、
転職もそれなりに自由がききます。

もちろん、
僕を含め友人は

「立場がしんどいなら、役職降りればいいんじゃない?」
「一回休職して考えたら?」「転職するなら早い方がいいよ」と
色々相談に乗るのですが...

その友人は、
「今年こそは転職する」と言い続けて、
今もその管理職についています。

もちろん真面目な性格なので、
中途半端に投げ出したり、
人任せにできないのだと思いますが...

「転職活動するわ」
「もう辞める」と言って、
次に会った時には
かならず「転職していない」のです。

転職していない理由を聞くと、決まって
「他の会社だと、条件が合わないんだよね」
とのこと。

この友人の状態が
Bの「〇〇したい」という
見込み客です。

転職しても、転職しなくても
どちらでも良いので、
条件に合うまでずっと悩めます。

心理学的に、
人は何かを得る喜びよりも、
失う痛みの方をより強く感じやすいので
多少のことでは、今就いている仕事から
「転職しない」という選択をします。

ですがもしも、
この友人が会社から
「1ヶ月後に辞めて欲しい」と
解雇通知を受けたらどうでしょうか?

仕事をしないと食べていけないので、
何をおいても転職活動を
今すぐに開始するでしょう。

この状態が、
Aの見込み客です。

フリーランスデザイナーとして
初めて案件を獲得していくとき...

とりわけ、駆け出しの頃は
Aの見込み客を自分のお客さまとして設定して、
ターゲティングしていくのが超・超・超重要です。

なぜなら、Aのお客様は
リピーターになりやすいから。

案件獲得はもちろん大事ですが、
転職活動と同じように
単発の案件受注で終わってしまうと
フリーランスデザイナーという職業は
すぐ不安定になります。

だからこそ、
真っ先にやるべきは
安定的に仕事を受注できる
環境を作ること。

そして、、

それに最も効果的なのが、
リピーターを獲得することであり、
リピーターになりやすいのが、
Aの見込み客なのです。

Aの見込み客は、
「セールスデザインがマストで必要」
(今すぐ買わなければ支障が出る・Aの仕事にならないなど)
という人なので、まず間違いなく購入してくれます。

そして
「セールスデザインがマストで必要」ということは、
その人のビジネスにとって、セールスデザインは
他の局面でも必要とされる可能性が高いということ。

当然、結果を出せば
リピートしてくれる確率も
高くなります。

できれば繰り返し、必須業務として
セールスデザインが必要になる
職業だとベストなので...

これらをまとめると、
セールスデザイナーにとって
Aのタイプの見込み客は、

・セールスコピーライター
・通販事業者
・ライティングのできる経営者
・マーケティングコンサルタント
・広告代理店

あとは、手一杯で仕事を受けきれない
同業のデザイナーなどが
とても見込み度合いの高い人になりますね。

フリーランスデザイナーとして
ファーストステップを踏み出す際には、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

それでは
今日はこの辺で!

よしだ

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投稿者プロフィール

吉田 祥太
吉田 祥太
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。

ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。

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