デザインの自己採点方法

こんにちは! 吉田です!

おかげさまで、
先日から痛めていた喉は
だいぶよくなりました!

経過観察のため
コーディングの動画講義の方は
もう少々お待ちくださいませ。。

(治癒期間考えてみると、かなり
ズタズタだったんですね。。僕の喉。。)

さて!

先日、とあるお客さんの
コンサルティングを
させていただきました。
(個人的なやつです)

内容は、ステップメール。

ステップメールを
知らない方もいると思うので
ちょっとだけご説明すると..

ほとんどの無形サービスでは
一番最初の接点として

ランディングページで、
お客さんにメルマガ登録を
してもらうのが一般的です。

(よくあるのは
「〇日間のメール講座」とか。
どこかで見たことありますよね。笑)

そのランディングページから
メルマガ登録をしてもらうと、
実際にその日から「〇日間」
連続でメールが届くわけですが...

この「連続で届く〇日間のメール」のことを
専門用語で「ステップメール」と言います。

メルマガ登録してくれたお客さんに
1段ずつステップ(階段)を
上がってもらうように、

毎日1通ずつ、
知識を伝えていくメールですね。

ちょっと長くなってしまったので
話をもとに戻します^^;

このステップメールを
お客さんが作ってきてくださったので

吉田が「あーでもない、こーでもない」と
赤入れをしていく、という内容でした。
(↑嫌なやつですね笑)

で、そのとき
ふいに思ったんですが..

吉田がフィードバックや
レビューをするときに

「大体決まって
これレビューしてるな..」

って視点に気がついたんです。
(今さらながら笑)

大きく全部で
3つあるのですが、

デザインはもちろん、
幅広いものの考え方に
共通のポイントだと
思いますので

今日はこちらを
お話ししていきたいと
思います。

3つの目

改めて振り返ると、
吉田がレビューするときは
「3つの目」を
特に意識していました。

いわゆる
「鳥の目」「虫の目」「魚の目」
という3つの視点です。

鳥の目は、俯瞰。
虫の目は、詳細。
魚の目は、流れや感情。

こんな感じで吉田は
ざっくりレビューポイントを
分けていました。

今回取り上げた
ステップメールでいえば

鳥の目は
「全体構成やメールごと流れ、目的に沿っているか」

虫の目は
「文の作り方、単語、各メールの内容など」

そして、魚の目は
「読者の感情の動き・顧客視点」

こういったポイントを
意識して見ていきます。

そして鳥の目・虫の目・魚の目には
多くの場合、それぞれに
優先順位(重みづけ)があります。

吉田が考えるに、
優先度が高いものから

魚の目 > 鳥の目 > 虫の目

となり、この順番を間違えると
ほとんどの場合失敗します。

たとえば、

鳥の目である
「全体構成」を無視して、

虫の目の
「各メールの内容」を重要視して
書きたいことをひたすら書くと、
ステップメール全体が破綻します。

鳥の目である
「全体構成」から出発して、

虫の目の
「各メールの内容」を
構成からしっかり決めても

それが魚の目に沿わないような
「顧客の感情の流れを無視した内容」だったり
「顧客の知りたい内容ではない」場合、
これもやっぱり破綻します。

デザインでも
これは同じです。

鳥の目は
「レイアウトや構成・配色・メリハリ」

虫の目は
「デザインの細部の作り込みや余白、バランス」

魚の目は
「ユーザーとしての視点・感情」

といったところでしょうか。

ユーザー視点があって
レイアウトや構成、配色などが決まり
最後に細部の作り込み、といった
重みづけですね。
(おそらく吉田のデザインレビューは、ほぼこれのはず)

この3つを意識されると
設計が重要になる
ビジネス上のコンテンツは

ほとんどの場合
抜け漏れなく改善点を
見つけ出せると思います。

(LPのライティングとかも
これでいけますね)

デザイン制作時には
ぜひこんな視点で
一度できあがったデザインを
自己採点してみると

より深い気づきや
「なんだかここ、
よくわからんかも」といった点が
見つかったりすると思います!

ちなみに吉田は
デザインで詰まったり自分でも
納得いかないところがあると

この3つの視点で自己採点したものを
奥さんにデザインを見てもらって
好き勝手言ってもらいます。笑

いわゆる答え合わせですね。

奥さんはデザイン素人ですが
素人でも「わかりにくい」と
思うようなものは
誰が見てもわかりにくいので

自分が気になっているポイントを
突っ込まれるかどうかを確認します。

面白いことに、案の定
ほとんど同じ感想なんですよね。笑

頑張って制作したものを
自己採点するのはもちろん、

自分の制作物を
誰かに見てもらうのは
さらに怖いんですけど、

プロなら
必ずやっていることなので
ぜひお試しあれ。

では!

吉田

p.s.

余談ですが、

「人に教える(・伝える)」

って、やっぱり
めちゃ勉強になりますね。笑

「人に教える(伝える)」って
めちゃめちゃ頭を使います。

そもそも教える・伝える前に
言わんとすることを
整理して言語化しなきゃいけません。

そして伝え方もすごく重要。

情報を受け取る
相手のことを
考えなきゃいけません。

どんな順番で
何を喋ったら
伝わりやすいのか?

どんな事前情報や
先入観、スタンスを
持っているのか?

この言葉は
共通理解として
通じるのか?

内容が言語化できても、
ここをトチると
ぜんぜん伝わりません。

ビジネスでも
「何のこと言ってるのか
この文章じゃさっぱりわからん」
って人、実は多いです。笑

(僕もそうでないことを祈り、
気をつけつつ・・・汗)

考えていることを
整理し、言語化する。

そしてそれを
相手のことを考えて
伝わりやすく加工する。

どちらもすごく大事です。

ちょっとしたことを
話してみる、伝えてみる
というところで

この2つをぜひ
意識してみてください。

デザインの伝わりやすさも、
その延長線上にあります。

ちなみに
そう言った意味で
すごく参考になるのが
ラジオです。

音声情報だけで
伝わりやすい文章・
話し方って
かなり難しいんですよね。

お昼のラジオの
相談コーナーをたまに聴くと、

「めっちゃ長い文章送ってるけど
何が言いたいのか全然わからん」

ってお手紙が
意外とたくさんあります。笑

逆にアナウンサーさんや
エッセイストの方の喋り方は

プロのそれなので
やっぱり聴きやすいことが
多いですね。

ぜひ、機会があれば
意識して聴いてみると
面白い発見がありますよ^^

では!

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投稿者プロフィール

吉田 祥太
吉田 祥太
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。

ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。

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