メルマガ登録がなくて毎日吐きそうになってます。
こんにちは! 吉田です!
つい先日のこと。
「ステップメールと
オプトLPを作ったんですけど
誰もステップメール登録してくれないって
事態になってまして、
毎日吐きそうになりながら、
もがきまくってます。笑」
と、卒業生の方から
メッセージをいただきました。
この方は
昨年の11月に
卒業された方で
お話を聞いてみると
1ヶ月半で
・オプトインLP(メルマガ登録のページ)
・ステップメール(流れてくるメルマガ)
・バックエンドLP(商品販売のページ)
3つを作りきった
とのことでした。
ちょっと脱線しますが、
お悩みそっちのけで
「めちゃ頑張ったんだなあ。。」
とシンプルに感動しました。
というのも、普通に頑張っても
この作業2ヶ月強はかかるんです。
中身がわからないと
どれだけ大変な作業か
わかりづらいと思うので
ちょっとだけご説明すると..
LPを作るには、
ライティング(原稿)が
必要です。
原稿があって、
それにデザインをつけ、
コーディング、という流れですね。
この原稿作成がまず難関で、
何をどう書いたら正解か、
まるでわからないんですね。
そしてデザイン。
他社のものなら納期もあるし、
割とスケジュールも
立てやすいのですが..
自分のサービスLPとなると
急に難しくなります。
(仕上がりに納得が
いかなくなるんですよねw)
それを2本。
そして、ステップメールも
何通かでセットなので、
それもライティングしなければ
なりません。
ライティングに
慣れていない人だと
1通に8時間かかったりすることもあります。
(それでも終わらないことも...汗)
という感じで、
やった経験がある人だと
「めちゃ頑張ったんだなあ。。。」
と思ってしまうほど、頑張られてました。
ということで、長々脱線しましたが汗
吉田もちょっと熱が入りまして
踏み込んでアドバイスをさせていただいたのですが
今日はこちらをシェアしたいと思います!
「全然登録がない」を因数分解しよう
ちょっとここからは
いつものデザイン講座メルマガとは
異質の分析チックな内容になります。笑
でも、めちゃ重要ですよ!
「全然登録がない」に対して、
吉田がアドバイスさせていただいたのは
以下の一言です。
「GAって入れてますか?」
はい、「は?」って感じですね笑
GAというのは、
Google Analyticsの略で、
Googleが無料で提供している
分析ツールのこと。
たとえば
分析したいページに
GAを設置すると
そのページに
やってきたユーザーが
・どこからやってきた人なのか?
・どんなページを閲覧したのか?
・どんな属性の人なのか?
こんな感じのデータが
見られるようになります。
(もちろん個人情報等は取れませんが)
で、まずはこれを
オプトインLPに
入れていただくよう
アドバイスさせていただきました。
でも、分析ツールは
ページに入れただけでは
もったいないです。
もっというと
ページに入れた
分析ツールを「眺める」..
実はこれが一番ダメな
分析ツールの使い方です。
ここからが重要なので
ついてきてくださいね!
分析ツールを使うときは
かならず「課題と仮説」を
整理して立てます。
今回のお題(課題)を
思い出しましょう!
「全然登録がない」
でしたね!
では、これを
仮説に落とし込むために
分解してみましょう!
どんな原因が
考えられるでしょうか?
吉田が思うに、
ざっくり次のように
分解できると思います。
A.オプトインLPにアクセスはあり、
ページも全体的に見られているが、登録がない
B.オプトインLPにアクセスはあるが、
ページ全体は見られておらず、
ほとんどが離脱していて、登録がない
C.そもそもオプトインLPに
アクセスがないので、登録がない
こんな感じで、
一口に「登録がない」といっても
複数の可能性が考えられますね。
ここまで分解できれば
あとはシンプルです。
分解したところ、
今回大きく原因究明したいのは
①「そもそも、アクセスがあるのか?」
②「アクセスがあって登録がないとすれば、
どこで(あるいは、どんな要因で)
離脱されているのか?」
この2つですね。
①はGAを入れるだけでも
キャッチすることができます。
(より粒度を細かくして
「どの流入元からのアクセスが多いか」を
キャッチするやり方もありますので、
知りたい方はコメントくださいませmm)
②は、ちょっと高度ですが
・ヒートマップツールを使う
・スクロール率を計測する
(グーグルタグマネージャーが必要)
などで、ページが
どこまで見られているかを
確認することができます。
原因がわかったら、仕事は半分終わったようなもの
その上で、
それぞれの改善施策を
考えて見ましょう。
①のアクセスがない場合は
とにもかくにもアクセスを集めるのが
まずやることですね。
そのためにも、露出が必要です。
お金をかけない方法であれば
マーケティングやセールスライティングの
グループに所属・参加したりして
自分の投稿の影響範囲を増やしながら
SNSでの発信やブログの投稿を強化する。
オフラインのセミナーに参加して
名刺交換してチクチク増やしていくのも
いいですね。
お金をかける方法であれば
小額でできるFB広告の出稿や
アフィリエイトといった
手段もあります。
②のアクセスはあるが
登録がない場合は
ページがどこまで
見られているかにも
よります。
ヘッダー付近ですぐに
離脱されているのであれば
・ヘッダーの内容&オファーが弱い
・ページ内容が思っていたものと違った
(ページ遷移前のリンクやバナーで謳っていた内容と、
ページの内容が大きく異なる)
・トンマナがずれている or ヘッダーの内容がよくわからない
この3つが
大きな可能性です。
ページ全体は見られているのに
登録がないとすれば
・オファーが弱い
・登録するだけのベネフィットを
ページで伝え切れていない
・なんとなく信用できない
・「今じゃなくていい」と思われた
こんな感じで要因は
色々考えられるので、
これらを1つ1つ潰していくために
テストを繰り返していきます。
と、こんな感じで
ばーっとお話ししてきちゃいましたが
ついて来れましたでしょうか汗
ポイントは、
問題は分解すること。
そして、
分析ツールを使うときは
必ず課題と仮説を整理して
見るべきポイントを絞ることです。
でないと、
なんとなく分析ツールを
「眺めた」で終わってしまいます。
そしてできるなら
仮説がこうだった場合、
こんな要因が考えられるから、
こんな改善施策が考えられるかな?
と、ある程度の改善施策まで
目処がつくとなお良いですね!
なぜかというと、
改善施策がでないものについては
そもそも分析する意味が
なくなってしまうためです。
(仮説出す時間がもったいないですね)
ちょっと難しい話なのですが
めちゃ重要なので、余裕のある時に
ぜひ見返してみてください。
吉田もフリーランス経験があるので
頑張っても数字が伴わないと
めちゃめちゃ焦って胃が痛くなる気持ちは
痛いほどわかります。。汗
自分でビジネスをやっていると
冗談抜きで、上手くいかないことばっかりです。
ただ、そんなときこそ
落ち着いて、冷静に。
問題が起きたら分解して
対策を1つ1つ立てて
トライしていきましょう。
今日はちょっと硬めで
難しい内容になりましたが
今必死に頑張っている卒業生の方、
受講生の方のためになれば嬉しいです!
(偉そうなこと言っておきながら
吉田も七転八倒の毎日です。
ご安心ください。笑)
一緒に頑張りましょう!
ではでは!
吉田
ご質問お待ちしています!
投稿者プロフィール
-
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。
ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。
⇒ 詳しいプロフィールはこちら
最新の投稿
- 記事2023年12月25日【成果続々!】おめでとうございます!
- 記事2023年12月20日「強みがない」デザイナーの生存戦略
- 記事2023年12月4日ガクブルしながら選ばれるデザイナーになろう
- 記事2023年11月27日サービスや営業メールを強くする泥臭い秘訣