ジリ貧デザイナーの形勢逆転の方法その2

こんにちは、上野です。

昨日のブログでは

===
僕がフリーランスで独立した時
なぜ、駆け出しなのに
LP1本20万~35万
高単価案件を毎月何度も獲得したのか?
===

の答えである

独立直後から高単価で受注を
毎月何度も繰り返した
3つのポイントの内、1つ目の
「自分の理想的な顧客は誰か?」
をお伝えしました。

昨日のブログを読んでない人は
是非読んでおきましょう。

今日は2つ目のポイントについてお伝えします。

顧客が分かったら
次に「その顧客の悩みは何か?」を知ることが大事。

ここで注意が必要なのは
ただ単にその人の漠然とした悩みを知ることでは
ありません。

自分が最も得意とするカテゴリーの
「悩みを知る」ことがポイントです。

僕の顧客の悩みというのは、
今でも皆口揃えて言いますが
「腕の良いデザイナーに出会えない」というものでした。

この悩みをさらに掘り下げてみると

・そもそも腕の良いデザイナーとは何か?
・逆に腕の悪いデザイナーとは何なのか?

この定義をきちんと知らないと次に進めません。

当時の顧客にも
当然、外部パートナーのお抱えのデザイナーがいたり
社内でデザイナーを雇ったりしていて
僕よりもキャリアの長いデザイナーや
めっちゃセンスの良いデザインを作るデザイナーもいました。

ここまでを分析すると、
単にセンスが良いとか、
キャリアがあるとかが
「腕の良いデザイナー」と定義して
いないということが分かります。

では、さらに顧客の悩みを深く知るために
顧客はどんなシーンで
デザイナーの腕の良い悪いを判断していたのか?

「あ~このデザイン全然アカンわぁ」
「そういうデザインちゃうねん」
「何で伝わらへんねんやろ・・」

顧客がこんな風に思う理由は一体なにか?

これを掘り下げると分かったのが
実はデザイナーが
「顧客が書いたコピーを殺すデザインにする」からでした。

LPを作る目的というのは
反応を取り、会社の売り上げをあげるために作ります。

なので、
いくらカッコよくても、センスが良くても
広告の賞を取りそうなデザインだったとしても
反応が取れず、売上げに繋がらなければ
ゴミ同然だったわけです。

見た目が良いから反応が出るわけではなく、
中身であるコピーの魅力が伝わるデザインだから
反応が出ます。

その結果、ビジネスの売上げが上がります。

ですが、
当時の顧客の周りにいるデザイナーは
見た目だけに何時間も何日もこだわり続けるだけで
コピーの魅力が何なのかを理解し
その上でコピーの魅力が際立つデザインを作る人は皆無。

つまり、
自己満足デザインを作る人ばかりだったのです。

僕はこれまで18年以上デザインの仕事に携わり
沢山のデザイナーと出会ってきましたが
誤解を恐れずいうと
世の中の95%のデザイナーは
今も昔もおそらくこれからも
自己満足デザインの域から離れないと思います。

事実、
セールスデザイン講座では
フリーランスになりたい人だけが受講するのではなく
一般的にはデザインを学ぶ必要のない
デザインは外注すれば良いはずの
起業家・経営者の方も多く受講されます。

その理由は
腕の良いデザイナーに出会うことが不可能なため
最後の手段として
「自分で売れるデザインを作る」のが目的だからです。

その副次的な利点として
デザイナーに依頼する際の
「ディレクション」も
出来るようになるというのもあります。

話を戻しますが、
ここまでで分かった顧客の悩みは
「コピーの魅力を殺すデザインを作る」
というのがデザイナーへの
悩みの核というものでした。

次に大事なポイントが
顧客の悩みに対して
どのようなコンセプトを作るのか?

ここが超大事です。

続きは明日、改めてお伝えしますね!

それでは今日はこの辺で!

投稿者プロフィール

上野 健二
上野 健二セールスデザイン講座 代表講師
売れるデザインスキルを身につけクライアントからも選ばれる存在になるデザイナーを多数輩出。さらに、経営者・起業家向けにもセールスデザインを教え、売り上げ3倍・5倍・10倍アップを実現する実績をもつ。
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