流山市、すげぇ。

こんにちは! 吉田です!

先週のカンブリア宮殿、
見ましたか?

今、都心圏内では
めちゃめちゃ注目されている
千葉県流山市の特集でした!

ひと昔前といえば
流山市といえば
ほんとに何もないところでした。

(流山出身の方がいらっしゃったらすみません汗)

しかし、今は
東のニコタマ(二子玉川)
とまで言われているとか。

人口減少が叫ばれる
日本社会において

流山市はここ数年、
人口が急増しているそうです。

その人口増加率は
5年連続で全国1位。

「母になるなら、流山市。」

というキャッチコピーのもと
子育て世代の30代・40代が
次々に転入しているのです。

どうしてこんなことが
起きているかというと...

それは流山市が
公的機関では
タブーとされてきたことを
行っていたからでした..

全国で唯一の「マーケティング課」を設置。

この流山市の
人口急増の
仕掛け人..

現流山市長の井崎さんが
行っていたのは

これまで公的機関では
タブーとされてきた
「マーケティング課」の設置でした。

井崎さんは
当時の流山市の財政再建、
そして将来の流山市の
あるべき姿を実現するために

マーケティングでは必須の

・ターゲットを絞る

という戦略を取りました。

これが後に、現在の
「母になるなら、流山市。」
というキャッチコピーにつながります。

しかし、これは
公的機関にとっては
禁忌ともいえる行為でした。

「市は、市民の声を広く、
平等にすくい上げるもの」

「『どこかの世代を意図的に優遇する』
などということはあってはならない」

という前提があったためです。

とくに、
子育て世代の30代・40代を
ターゲットにするということは

「圧倒的に票数の多い
高齢者の有権者の方々の声を
無視するようなもの」

ということで
市の職員からも
反発が多かったそう。

しかし、
井崎さんは
説得と対話を続け..

次第に流山市が
目に見えて変わってきたことで
反発の声は徐々に少なくなっていきました。

冒頭でもお話しした通り..

今では
人口増加率5年連続
全国1位。

共働きの子育て世帯にとって
住みやすい政策をさらに押し進め..

「西の二子玉、東の流山」

と将来的に対比されるのを
目指している、ということでした。

僕もターゲット世代どんぴしゃなので、
子どもがいたら流山に引っ越したいくらい
めちゃめちゃ魅力的でしたね。。

これからの時代、マーケティングは「基本言語」になる

番組の中で
井崎さんは

「マーケティングがあれば、
地方都市は蘇る。」

この言葉を強く信じていました。

僕が思うに、これは
地方都市に限った話では
ないと思います。

公的機関という
もっともマーケティングから
遠いように思える場所で

このような
目覚ましい成果が
出たということは..

今後、大企業はもちろんのこと、
中小企業やフリーランスにとっても

「マーケティング」は
「必須」どころの話ではなく..
「基本言語」となっていくでしょう。

算数とか、社会とか
最近だとプログラミングや英語と
同じレベルで必須科目になると
僕は思います。

マーケティングというと
「お金儲け」のイメージが
強い方もいると思いますが、
実際それだけではありません。

マーケティングは
商品・サービスや人を
広めていく、知ってもらう、
そして買ってもらうための
コミュニケーション活動の総称です。

僕の知る限り、
NPOなどの
非営利組織においても

アンテナが鋭い方は
すでにマーケティングを
学んでいたりします。

(っていうか、吉田は
大学生の頃やってましたw)

公的機関や
非営利組織も
となると..

もはやどんな人・組織でも
マーケティングが必須なんだな
ってなりますよね。笑

誰かに知ってもらうにも
人を集めるにも、
そして商品やサービスを売るにも

これからの時代
マーケティングは
「必須」ではなく、
基本言語..

平たく言えば
「当たり前」になります。

そうなったとき
必ず必要になるのは
マーケティングを理解した上で、
それを施策に落とし込める人材です。

なぜなら、
「マーケティングは考えて終わり」
ではなく、かならず
施策に移さなければなりません。

流山市においても
「母になるなら、流山市。」という
コピーを考えて終わり、ではなく

PRや広告を作って
施策に落とし込んでいったから
今があるわけです。

でも、マーケティングを加味して
具体的な施策に落とし込める人材は
残念ながらほとんど市場には
いないんですよね。。

コピーライティングや
PR、SEO、広告運用..

そしてもちろん、
デザインも
そこに含まれます。

今広告のデザインを学ばれている方は
ぜひマーケティングも
一緒に学ばれることを
強くオススメします。

これから先、
マーケティング視点のない
デザインはどんどん陳腐化して
価値がなくなっていきます。

デザインだけ作れる人なら
世の中にたくさんいますからね。。
(嘘だと思ったらクラウドソーシングをご覧あれ)

逆にマーケティング視点の
デザインが作れるデザイナーは

デザインだけ作れる人が
たくさんいる限り、
これからも引っ張りだこです。

もちろん
セールスデザインは
マーケティング視点のある
デザインスキルですのでご安心を。笑

流山市の特集で

「セールスデザイナーは
まだまだこれからも
需要うなぎ登りだなあ...」

と、しみじみ感じつつ

「流山市、すげええええ」と
奥さんと2人でテンション
爆上がりしていた吉田でした。

ではでは。

吉田

p.s.

次回のメルマガは
恒例(?)の
卒業生の活躍をお届けします!

今回はインタビューではなく
メルマガベースでのご紹介です!

先日ご本人から報告いただいたものですが
「おおお…やりますね!!」という
内容でした! テンション上がりましたね!

成果とともに、その方が実際に
課題で作られていたデザインの
ご紹介もチラッとお見せしちゃうので
ぜひ楽しみにしていてくださいね!

では!!

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投稿者プロフィール

吉田 祥太
吉田 祥太
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。

ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。

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