広告デザインはほぼ、お見合い。

こんにちは! 吉田です!

今日は

"広告デザインは
お見合いと同じ"

というテーマで
お届けします!

スマホの普及しかり
ネット広告の最盛期しかりで
昨今はめちゃめちゃ広告が増えました。

どのくらい増えているかというと...

今から10年前の
平成23年のデータですが

その時点で
10年前の平成13年の
200%になってます。

10年前で
すでに2倍に
なってるんですね。。
(恐ろしい・・・)

今はどのくらいに
なっているんでしょうか。。。汗

一方、

「僕らが消費できる情報量は?」

というと、
こちらも10年前のデータですが
平成13年と比べても
110%程度しかありません。

当たり前ですが、
流通する情報量が2倍に増えたからといって
僕らの時間が2倍に増えるわけではないですよね。

そして、これは現在においても
さほど変わらないでしょう。

ということは。。

そうです。

広告と消費者との出会いは
すでに「お見合い」の域に
到達しているのです。

広告の流通量が、消費者よりも
圧倒的にあぶれている時代。

僕ら消費者が
自分にとって重要な広告を
「この情報なんか良さそう!」といって
選定することができてしまう時代なのです。
(おそろしや・・・)

では、クエスチョンです。

そんな時代において
消費者に選ばれるために必要な
広告を制作のポイントって
何だと思いますか??

ちょっと考えてみてくださいね。

ヒントは3つ。

・広告の流通量と消費量を擬人化してみてください。
・お見合いだと置き換えて考えてみてください。
・広告のほうが圧倒的にあぶれている状態です。

・・

・・・

はい、では正解です。

正解は「身なりを整え、選ばれるポイントを絞ること」です。

たとえば、広告が男性、
消費者が女性だと仮定しましょう。

仮に広告流通量(=男性の数)の100%を
100人としたとき、平成23年断面で
すでに200人になってるということです。

一方女性は110人しかいません。

仮に直近10年で
さらに同じだけ増えているとすると
(おそらくもっと増えてますが...)

男性400人に対して
女性120人という割合になります。

では、女性側の立場に
立ってみてください。

お見合い部屋に
400人をひとりひとりお招きして
自己紹介から趣味話まで
400回繰り返しますか?

多分そんなことしないですよね?

普通の人なら、

男性の写真と
選定に重要な項目を
400枚セットで並べて

「パッと見の印象と、
選定に重要視するポイント」を
パラパラと見て
20人くらいまで絞ります。

400人全員の話を
わざわざ聞くことはありません。

と、いうことは....

広告制作において大事なのは、

・パッと見の印象を良くすること
・選ばれるポイントが伝わるようにすること

この2つになります。

つまり最初から
「話を聞いてくれる」と
思わないことが重要なんですね。

「話を聞いてくれる」は
広告に置き換えると
「読んでくれる」です。

これが本当に人間同士なら
どうにか話せるかもしれませんが
広告にそれはありません。

一度見ないと決めたら
二度と見られません。

自戒の念を込めて
制作の際には
気をつけたいところですね。。。

あ、ちなみに。

「中身が良ければ選ばれる!」
「選ばれるポイントで勝てる!」
って思ってる方ほど、身なりは大事です。

どのくらい身なりに引っ張られるかってことですが
以下の動画を見ていただくと、よく分かると思います。
↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=66-bPFHoKFo&list=LL

中身でどんな良いこと言ってても、
初対面で絶対この人たちに話しかけられたくないし、
話を聞きたくもないですよね。笑

選択肢がこの2人しかいないなら別ですが、
他に山ほど選択肢があるのですから。。。

極端な例ですが、条件は同じです。

「広告として選ばれる」というのは
今、想像以上にシビアになってきてます。

ぜひ制作の際に
忘れないようにして
いきましょう^^

では!

吉田

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投稿者プロフィール

吉田 祥太
吉田 祥太
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。

ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。

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