お客様の声が集まらない?

こんにちは! 吉田です!

先日のことです。

1通のメルマガの感想と
「あるご相談」をいただきました。
(Oさん、ありがとうございますmm)

ご相談いただいたお悩みは...

"「お客様の声」が集まりにくい"

という内容でした。

その方は
セールスデザイン講座Proの
卒業生の方でして..

簡単にですが、
アドバイスをさせていただき
僕もすごく学びになったので

今日はそちらを
ちょこっとだけ
シェアしたいと思います^^

お悩みの

"「お客様の声」が集まりにくい"

具体的には、

  • 自分が思った通りのキラキラした声を書いてくれない
  • 書いてくれてもサラッとした感想(「助かりました。」とか一言で終わり)
  • 依頼者のお名前やプロフィール画像、制作したLPの画像の掲載許可が出ない

こんな感じのお悩みでした。

実はこれ、結構あるあるな事案です笑

Oさんは卒業生ということで
講座の内容も踏まえつつ
色々とお伝えさせていただいたのですが、、

こういうとき、
まず真っ先に考えるべきは
「そもそもこれ、お客さんにメリットありますか?」
という点です。

相手の立場に立って考えてみる

一旦、お客さんに
やってほしいことを整理すると
こんな感じになります。

↓↓

「お客様の声を詳細に書く」

「LPの掲載許可を出す」

「依頼者として顔と名前をネットにさらす」

では質問です。

ここに、
お客さんにメリットは
あるでしょうか?

多分、ないですよね汗

つまり、この状態で
お客様の声を依頼するのは

言い換えれば
「あなたの善意に任せます」
ってことなんですね。

経営者はめちゃめちゃ忙しいです。

広告以外にも採用やスタッフ教育、
もちろん本業は山積みですし、
ライバルは新しい手を打ってくる。

次から次へと課題が出てきて、
毎日それをクリアし続けています。

そんな中に、
「お客様の声を書いてください」
「顔出し・名前だし・LP出させてください」

っていっても

「お客様の声を書いてください」→面倒くさい
「顔出し・名前だし・LP出させてください」→ライバルにバレるし、個人情報だし、嫌だ

こんな感じになります。

なので、
普通に頼んでも
良い答えは返ってきません。

(顔見知りだったり、見栄だったり
強制力がある場合は別ですが)

ということで、工夫しましょう!

まずは
お客様の声を書くことや
画像等を掲載することが
お客さんのメリットになるようにします。

たとえば
お客様の声を書いてくれたら
バナー1点無料制作とか
制作費用を割引、とかですね。

名前や顔出しについては
「自分のブログを見た人から
御社に送客できますし、
SEO的に強くなりますし...」

こんなところの
メッセージを用意するなど。。。
(他にも色々ありますが)

その上で...

たとえば、
詳細な声がほしいなら

  1. 依頼される前にどんなことに悩んでいましたか?
  2. 他にも選択肢がある中で、なぜ私にご相談されたのですか?
  3. ご相談いただいて、納品までに良かったことを教えて下さい。
  4. 納品後、①の悩みはいかがですか?

どんどんこんな風に
ヒアリングシートを細かくしてあげれば
一問一答のような形で答えられますね。

で、最後にそれを繋げて
自分の手元で編集してあげれば
詳細な声になりますね。

「お客はわざわざ〇〇したくない」という前提を持つ

同じような事案は
デザインでもよく起こります。

一番多いのは
先日もローソンのメルマガでお話した
「読めばわかる」系のデザインですね。笑

僕がデザインレビューさせていただくときに
おそらく最も言ってるだろうことがありまして..

それは

"「読む」と「見る」は、違います"

という一言です。

これ、本当に本当に
セールスデザインを学ぶなら
めちゃめちゃ重要です。

これは「感覚的に違う」
(と吉田が思っている)という
主張ではなく、、

そもそも情報を処理する器官も
優先順位も、処理するための負荷も、
脳科学的に違うんです。

「読む」という行為は
「見る」という行為よりも
圧倒的に脳に負荷がかかります。

つまり、早い話が
ストレスなんです。

しかも
僕らが作っているのは
広告です。

雑誌や漫画のように
「お客さんが望んで読みたいもの」
ではないです。

それを
「読めばわかる」と
お客さんに強いるということは

「うちの商品を購入したければ
興味も関心もないような話を
延々と聞かされるようなストレスに耐えろ」

というメッセージの発信でしかないんですね。

お客さんは基本的に面倒を嫌います。
(僕らも面倒なことは嫌ですよね?)

とはいえ、お客様の声って
ビジネスを続けていくには
すっごく重要なもの。

なので、まずは

「相手は、わざわざ〇〇したくない」

この立場にたって

  • どうやったら相手にメリットがある形で
  • かつ、相手にストレスを与えない形で
  • どんな工夫をしたら、どんなメッセージなら
  • 自分の目的が達成できるか?

ぜひ、フリーランスデザイナーを目指される方は
この前提・考え方を大事にしましょう^^

今日のメルマガの内容を
もっと深めたい方は
こちらの本がオススメです。
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色々お伝えしましたが、
Oさん、頑張ってくださいね!
結果が出るの楽しみにしてます!

ではでは!

吉田

p.s.

今日はちょっと
デザイナーの
マーケティング的な
お話になりましたね汗

セールスデザイン講座では
こういった部分についても
基本は実体験ベースでお伝えしています。

ちなみに、本講座ではもっーーーと
細かく詳しくお伝えしているので
今日の内容はほんの触りです。
(この前、4時間喋りましたw)

もし、「こんな話も聞きたい!」
というお声があれば
取り上げていきますので
ぜひコメントくださいませ^^

では!

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投稿者プロフィール

吉田 祥太
吉田 祥太
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。

ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。

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