近所の中華屋が「カラオケ」を始めた話

こんにちは、上野です。

通勤中に通る路地に、
1年ほど前にできた中華屋があります。

オープン当初は、
どこから見ても中華屋だとはっきり分かる
真っ赤な看板をお店の前に出していました。

その後しばらくして、
一番のウリである麻婆丼の写真を
家庭用のインクジェットプリンターで出力し、
A4を何枚かつなぎ合わせてお店の前に貼り出していました。

この時点で「あ、ちょっとズレてるな」と思ったわけです。

自慢の料理を写真でアピールすること自体はいい。

視覚に訴えると食欲が湧きますからね。

ただ、その写真のクオリティが良くない。

Photoshopで油絵の加工をしたんじゃないか
と思うような画質で、
もはや写真ではなく「絵」に見える。

しかもインクジェットの出力を屋外に置いていたら
色は落ちるし、日に日に劣化していく。

その後も毎日お店の前を通るので、
観察を続けていました。

店主さんも試行錯誤を
重ねているんだなというのは
よく分かるのですが、、、

その油絵のような麻婆丼の写真に、
PCに入っているデフォルトの太いフォントで
「大ボリューム!」「ご飯無料!」と
黄色と白フチの文字をデコレーション。

「美味しそう、食べたい」という気持ちから
どんどん離れていっているなと思いました。

そして、さらにしばらくすると、
今度はお店にカラオケを導入。

店内で中華を食べながら
「カラオケ歌い放題」というオファーです。

最初はそこまで目立っていなかったのですが、
カラオケ歌い放題の「のぼり」まで立てて、

今では油絵の麻婆丼よりも
カラオケの訴求の方がはるかに強い。

店主なりに試行錯誤を重ねて
集客に取り組んでいるのだと思いますが、

「お客さんが求めているもの」を掴めていない

典型的なパターンだなと感じます。

この中華屋から少し離れた場所にある別の中華屋は、
いつ行っても満席に近い状態です。僕も大好きなお店です。

当然、インクジェットの写真やカラオケの訴求はありません。

どこで集客しているかというと、「食べログ」です。

食べログに美味しそうな写真をしっかり載せて、
次第にお客さんも美味しそうな写真を
どんどんアップしてくれるようになった。

お店を営業しているだけで、
飲食店最大の集客プラットフォームに
「美味しそうな料理写真」という
集客に強いコンテンツが
勝手に積み上がっていく仕組みです。

その結果、席数もそこまで多くないため
「予約が取れないお店」としてのブランドが出来上がった。

ここで、あなたも少し考えてみてください。

  • どうすれば、自動で集客が回る仕組みを作れるのか?
  • 「カラオケ」のような策に頼らず、
    メインの商品だけで勝負するにはどうすればいいのか?
  • 自分のリソースをどこに集中させるのが一番効率がいいのか?
  • 市場のニーズや欲求に、
    まっすぐ届くようにするにはどうすればいいのか?

この話は中華屋の問題ではなく、
僕らデザイナーの仕事にもそのまま当てはまります。

自分に当てはめたら、どんな答えが出るか。

考えるトレーニングをしてみてください。

ビジネスの視座が確実に上がります。

では、また!

上野

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投稿者プロフィール

上野 健二
上野 健二セールスデザイン講座 代表講師
売れるデザインスキルを身につけクライアントからも選ばれる存在になるデザイナーを多数輩出。さらに、経営者・起業家向けにもセールスデザインを教え、売り上げ3倍・5倍・10倍アップを実現する実績をもつ。
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