スタバ横のいわくつきなお店の話

こんにちは! 吉田です!

先週末はいかが
お過ごしでしたでしょうか?

吉田はなんと
お台場に出没しました。

目的は...

「キャンピングカーフェア」

東京ビッグサイトで
キャンピングカー祭りなるものが
開催されていたのです。

文字通り、
キャンピングカーがずらりと
並んだ展示場で...

キャンパーや車中泊好きの
アウトドアな方々が
たくさん来場していました。

吉田が愛して止まない
大型ワンコもたくさんいました!

(バーニーズ、セントバーナード、
秋田犬、白ラブ...と夢のような空間。。。)

大型ワンコのためだけに
家を買った吉田としては
(ちなみに、ほぼ9割この理由←)

将来的に
「大型犬とキャンプ」の
夢が膨らんだイベントでしたね。

今から楽しみです。。。
(もはや何年後になるやら..)

ちなみに今は
コロナの影響で
木材から金属まで
あらゆるものが高騰していて

新築も新車も
納品まで1年~2年くらい
かかるらしいです。
(まだまだ伸びるらしいです)

僕がキャンピングカーを買うときは
どのくらい先なのか。。

...気が遠くなりますね笑

さて!

ということで
ここから本題です。笑

今日はそんなお台場の
イベント帰りに見つけた
異様な雰囲気のお店の
お話をしますね。

色々と面白いお店だったので
これからフリーランスとして
独立される方には
とても参考になると思います。

--

キャンピングカーフェスを終えて
小腹が減った吉田は

近くの
「ビーナスフォート」
という商業施設へ。

ざっくり言うと
アウトレットモールですね。

お台場とあって
若いカップルや
お子さま連れの家族も多く

お出かけやショッピングには
うってつけなモールです。

そこでお昼ご飯を食べ..

「コーヒー飲んで帰ろうかー」

と奥さんと立ち寄った
ビーナスフォート2F..

スタバの真隣に、
そのお店はありました。

お店の写真は
全面撮影禁止なので
ここでは紹介できませんが
(それも気になるけど)

お店を横切っただけで
わかるほど

普通のショップとは一線を画す
「奇妙さ・不気味さ」を
放っています。

置いてあるものは
絵画、ピアノ、金貨や1ドル札、
クローゼット、古い本など

一見ビンテージショップっぽくも見えますが...

謎の銅像、鎖でグルグルにされたフクロウ、
十字架、骸骨、吊り下げられた人形、
ピエロの絵画、聖剣、盾、鹿のツノなど

それ以上に
明らかに家に置いたら
ヤバそうなモノが多いのです。

店の外から
ぐるっと回ってみましたが

「一部刺激が強いもの
気分を悪くされるものもございます」

「入店の際はベルを鳴らして
店員を呼んでください。
13秒から43秒ほどかかる時もあります。」

という張り紙をはじめ、
お店はオープンしているのに
入り口になりそうなところは

南京錠と鎖で繋がれていたり
不気味な銅像が置いてあり
「DO NOT ENTER」の赤文字。

「やっばいなこの雰囲気。。。」

スタバのコーヒー飲みながら
チラチラ気になっては
ちょっとブルっとする吉田。。
(怖いもの見たさですね汗)

「なんでこの商業施設で
しかもこの場所(スタバの隣)で
こんな奇妙なお店が。。。。」

こんな風に思うのは
僕らだけではないらしく...

スタバの横にあるのが
信じられないほど
雰囲気が異様なので

来る人来る人が
お店の前で立ち止まっては
同じリアクションをしていました。

奥さんとも
「不気味だね。。。」と
話しながらも

店先のショーケースを
チラッとのぞいて、
「アンティークショップなんじゃない?」
と、立ち止まって見ていたところ...

「何か気になるものがあれば
言ってくださいね。」

店員さんが目の前にあった
柱の奥から声をかけてくれました。
(ビックリして心臓止まるかと思った。。)

吉)「えーっと...あの..
気になる物しかないというか
全部めっちゃ気になるんですけど...
アンティークショップですか?」

店)「あ、うちは...
フリーメイソンの専門店なんです。」

吉)「あ、なるほど。。。。。」

フリーランスがフリーメイソン専門店に学ぶものは多い

フリーメイソン専門店と聞いて
なるほど納得でした。

確かに言われてみれば
手前にあるショーケースの中身は
フリーメイソンに関する
バッジなどばかりでした。

お店の一部は
フリーメイソンに関する
アンティークショップだったのです。

ちなみに、
お店の半分の不気味なエリアは
フリーメイソンとは関係なく
オーナーさんの趣味だそうです。
(むしろこっちが怖い。。)

ちなみに、グッズ自体は
フリーメイソンの会員でなくても
購入可能だそうです。
(お店の会員になる必要があるそうです)

もし気になったらぜひ
調べて見てくださいね。
(写真だけでも衝撃的なのでご注意を)

さて、重要なのはここからです。

じゃないと
ただの怖い話で
終わっちゃいますからね笑

このフリーメイソンの専門店は
これからフリーランス活動をする方には
勉強になる点がたくさんあります。

今日はその中でも3つを
さらっとご紹介しますね。

フリーメイソン専門店に学ぶポイント① - コバンザメ商法

コバンザメ商法、と聞くと
ちょっといやらしく
聞こえるかもしれませんが
れっきとした戦法の1つ。

サメの体に張り付いて
身を守りながら
エサを確保する
コバンザメのように

資本力の少ない小型店などが
集客力のある商業施設や
店舗などの近くで
商売を行うことを指します。

コバンザメ商法のメリットは

集客力や知名度のある
お店の近くに自社サービスを
構えることで

自社に集客力がなくても
ある程度の集客が望めることです。

有名どころの事例だと

オリジン弁当が
セブンイレブンの近くに

鳥貴族が和民の近くに

そして日高屋が
マクドナルドや吉野家の
近くに出店し、
成長してきた例がありますね。

そして今回の
フリーメイソンのお店も同じ。

スタバという
強力な企業の近くに
出店していたことで

勝手に人に知られる機会が増え
集客の機会はもちろん、
知名度が上がっていました。

(ブランドコンセプトとしては
逆行している気もするので
マグレかもしれませんが...)

フリーランスの集客活動も
基本的にはこれを手本にする方が
ベターです。

セールスデザイン講座の
受講生さんには

ブログやSNSなどを使った
積極的な発信活動を
オススメしていますが

その際、僕は口が裂けても
「ホームページを作ってください」
と言いません。

必ず

"「アメブロ」や「Note」
「Facebook」など
すでに色んな人通りがあるところで
やってください。"

とお伝えしています。

今回の例でいうと
ホームページは
「自分のお店」
ということになりますが..

そもそも小資本のフリーランスが
「人通りのある幹線道路を
自分のお店(ホームページ)の
目の前に引く」なんて
無理があるからですね。

それなら
すでに人通りのある
幹線道路にお店を開いて..

そこからファンを徐々に
自社に誘導していく方が

100倍ラクで
コスト安で、効率的ですよね。

一時期は
「隠れ家カフェ」のように
人通りの少ないところに
新規出店するブームもありましたが

考えなしに小資本の店舗がやったら
まず間違いな戦い方の1つですね。
(もちろんビジネスモデルや
マーケティング戦略にもよりますが...)

フリーメイソン専門店に学ぶポイント② - 専門特化している

2つ目はなんといっても
専門特化していることですね。

聞くところによると
フリーメイソン専門店で
実店舗のお店は
ビーナスフォートの
このお店だけだそうです。

フリーメイソン好きな方には
たまらないですよね。

専門特化すると
ニーズの深いお客さんが集まりやすく
(集めやすくもなります)
単価やリピート率も上がりやすいので

フリーランス初期の方には
特にオススメの戦い方の1つです。

この話をすると決まって

「専門特化すると
お客さんが限られませんか?」

という声があがります。笑

実際、それはその通りです。

ただし、この質問をされる方の大半は
「お客さんが限られる = 売上が減る」
という勘違いを想定しています。

売上の公式で使われる

「売上 = 客数 × 単価 × 回転数(or リピート)」

という式に照らせば

実際、お客さんの数、
すなわち「客数」は
専門特化すると減ります。

しかし客数は減る反面、
ニーズの深いお客さんを集めやすく
必然的に単価は上がりやすくなり

ニーズが深ければ、当然
リピートも獲得しやすくなります。

逆に専門特化しない場合を
考えてみましょう。

代表的な商品は
日用品のティッシュや
トイレットペーパーなどです。

ここで問いかけてみて
ほしいのですが

「私はティッシュやトイレットペーパーを
ブランドやサービスのファンとして購入しているだろうか?」

おそらくほとんどの人の答えが
Noではないでしょうか?

大半の人は

「近くの薬局が安いから、そこで買ってる」

「車でスーパーに行ったついでに買ってる」

「コストコでまとめ買いしてる」

これらのうちのどれかです。笑
(花粉症の時期だけ「鼻セレブ」はありますが..)

つまり、専門特化しない
= 顧客を絞らないということは

・お客さんの数はたくさんいる(が、ニーズも浅い)

・価格は低単価。薄利多売でも大丈夫。

・生活必需品のため、
リピートが一定期間で必然的に発生するので
お客さんはファンになってもらわなくても大丈夫。
(もっと安くて良いものがあれば、すぐに乗り換えられるが)

こういうビジネスのスタンスになります。

小資本のフリーランス
デザイナーがこれをやったら
どうなるかはわかりますね。笑

フリーランス初期の方は
ぜひご自身のビジネスで検討しましょう^^

フリーメイソン専門店に学ぶポイント③ - ユーザーが「つい気になってしまう」仕掛け

実は見落としがちなのが
ココですね。

おそらくですが、
スタバの横にあったのが

「普通の骨董品店」や
「アンティークショップ」なら

僕もここまで気になることは
なかったと思います。

なぜこのショップが
気になったのか?

それは家族連れが来るような
ショッピングモールの中で

・お店はオープンしてるのに
入り口が封鎖されていたり

・謎の張り紙が貼られまくっていたり

・明らかにヤバそうなモノ(←)が
見るからに溢れていたり

と、ちょっとした
解決しない「謎」「疑問」といった
「気になってしまう仕掛け」が
あったからですね。

実はセールスデザイン講座も
これと同じ仕掛けを持っています。

それは「全クリ」という制度です。

"めちゃ「過酷」「ハード」「つらい」と
言われているけど、実際どうなの?"

"達成者2割とか言われてるけど
本当は大したことないんじゃないの?"

"他の人がダメでも、私ならいけるでしょ"

こんな感じで
サービスを体感しないと解決しない
ちょっと気になってしまう
仕掛けが施されています。笑

サービスそのものに
仕組みとして取り入れるのは
難しくても

ちょっとしたところに
謎や疑問をはじめ
「気になる」を散らすことで
集客を有利に進めることは可能です。

これは文章だと
説明するのが難しいので

セールスデザイン講座受講生で
「もっと詳しく聞きたい!」という方は
グループセッション等で聞いてください笑
(すでにお話しているかもしれませんが..)

ということで、
長くなりましたが
3つの学べるポイントでした!

ぜひこれから
フリーランスをされる方は
参考にしてみてくださいね^^

とにもかくにも
ガチないわくつきのお店じゃなくて
本当によかったです。汗
(あー怖かった。。。)

では!

吉田

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投稿者プロフィール

吉田 祥太
吉田 祥太
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。

ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。

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