津田さんに学ぶ、レバレッジの効く仕事

こんにちは! 吉田です!

あなたは
声優の津田健次郎さんって
ご存知ですか?

最近では
NHK朝ドラの「エール」で
ナレーションも務められてました^^

僕の世代は
「海馬さま」で
だいたい通じるのですが..笑
(もしくは某テニスマンガの「乾貞治」)

いわずと知れた
超売れっ子の声優さんです。

「たぶん声を聞いたことがない人
いないんじゃないかな。。。」

ってくらい有名な方なので、
お名前を知らない方は
ぜひググってみてくださいね!

今日はそんな
津田さんに学ぶ
「レバレッジの効く仕事」という
テーマでお届けします!

実は、声もデザインも
「クリエイティブな仕事」という意味では
ほぼ同じ特徴があります。

これを理解しているかどうかは
ビジネスを考える時に
結構重要になるので、
ぜひ押さえておきましょう!

レバレッジの効く仕事とは?

1.手を離れても、作品が仕事をしてくれる

2.コアなファンがつきやすくなる

3.鶴を捕まえれば、一気に広がる

大きくこの3つの特徴を
今日はご紹介しますね!

一つずつ見ていきましょう^^

.手を離れても、作品が仕事をしてくれる

これはもはや
「言わずもがな」ですね。

声の仕事は
自分の手を離れても
作品がずっと仕事をしてくれます。

アニメは特に顕著ですが、
一度重要なシーンや
あるシーンが話題になると
作品が勝手に仕事をしてくれるわけです。

先日、鬼滅の刃の劇場版が
テレビ初放映しましたが
CMはもちろん

「心を燃やせ!!」
「よもやよもやだ」
「うまい!」「うまい!」「うまい!」

という、煉獄さんのシーンが
Twitter,YouTubeなどで
「これでもか」というくらい
擦られていました。笑

自分の知らないところでも
作品がどこかで流れるたびに

「この声誰がやってるんだろう?」

と、作品を通じて
ファンや見込み客を
増やしてくれます。

実際にデザインの仕事でも

「あの仕事〇〇さんがやったって
△△さんから聞いたんですけど..」

という感じで、紹介ベースで
お仕事が来ることは珍しくないです。

1つの作品を作ったら
それが世の中の目に触れるたびに
勝手に自分を宣伝してくれる。

こんなにレバレッジのかかる
仕事はないですよね^^

これぞ
クリエイティブな仕事の
醍醐味といえるでしょう。

2.コアなファンがつきやすくなる

「〇〇といえば、この声だよね!」

という現象、みなさんにも
心当たりがあるのではないでしょうか?

たとえば、津田さんの海馬様をはじめ

「アンパンマン」の戸田恵子さん
「ルパン」の栗田 貫一(クリカン)さん
「ドラえもん」の大山 のぶ代(初代の方です)さん
「メタルギアシリーズ」の大塚 明夫さん
「すべらない話」の若本 紀夫さん

などなど。

実はこれも、
クリエイティブな仕事に
共通しやすい特徴です。

声にも、デザインにも
ある程度「個性」と呼べるような
特徴があります。

それが作品の相性と
バチーンとハマったとき、
「〇〇といえば、△△だよね!」
という状況...

より具体的にいえば

「他ではなく、あなたにしか
お願いできないんです。」

という濃い見込み客を作りやすい、
ということですね。

たとえば、
アニメではないですが

「龍が如く」という
大人気ゲームがあります。

名前からお察しできるように
ヤクザのゲームなんですが、
これに出てくる敵キャラは
やっぱりゴリゴリのヤクザなんですね。

当然幹部になればなるほど
柔らかい顔・声よりも
Vシネマ寄りの顔・声の方が
作品にマッチします。

ということで、

「龍が如く」のストーリー上
最も大事な「龍が如く0」では

・小沢仁志さん
・竹内力さん
・中野英雄さん
・鶴見辰吾さん

ド迫力なキャスティングになっています。
(お一方でも画像検索してみてくださいw)

同じことはデザインでも
容易に起こります。

「〇〇業界専門の
LPデザイナーなら??さん」

「化粧品のデザイン作るなら
??さんより△△さん」

というように、
過去のデザインの特徴から

「〇〇と言ったら△△」

という立ち位置が
お客さんの中で確立すると

「この人にしかお願いできない!!」

とレバレッジがかかります。

ちなみにこれを
マーケティング用語では
「ポジショニング」って言います。

「ポジショニング」自体は
単体で奥が深いのでここでは触れませんが

コアなファンを作りやすくできるので
フリーランスを目指す方なら
ぜひ積極的に取り入れて欲しいポイントですね!

.鶴を捕まえれば、一気に広がる

先に言っておくと、
この3は有料級なので
絶対押さえましょう!

そもそも
「『鶴』って何のこと?」
って思われるかもしれませんが..

「鶴の一声」という言葉は
誰もが一度は聞いたことがあると思います。

「御上が言うことは絶対!!」
みたいなやつですね。笑

ここで言う「鶴」は
その「鶴の一声」の「鶴」です。

では
「その『鶴』を捕まえよう!!」と
思ったことはありますか??

・・・

多分、ないですよね笑

この「鶴を捕まえる」意識は
特に、駆け出しの頃の
フリーランスデザイナーにとって
大きなポイントになります。

いわゆる
「巨人の肩に乗る」
って戦い方ですね。

「一騎当千」という言葉があるように
同じ顧客にしても、周囲への影響力という点で
「大きな顧客」と「小さな顧客」がいます。

当然、レバレッジは
どちらが効くかといえば
「大きな顧客」の方が
圧倒的に効くわけです。

たとえば
何かの講座で先生をしている人が
「LPのデザインなら〇〇さんがオススメだよ!」
と言ったら、その講座を受けている生徒さんは
同じLPのデザインを頼む時、どうしますか?

普通は、〇〇さんに
デザインが集中します。

同じことは
テレビを見ていても
頻繁に起きています。

食通で知られている有名人や
正直なコメントを言う芸能人、
地元に住んでいる方が

「これ食べるならココ」と
バラエティ番組で紹介すると...

翌日からは予約がパンパン、
ってこと、よくありますよね。
(「マツコの知らない世界」とか
「バナナマンのせっかくグルメ」とかですね。)

これが、
一見のお客さんの紹介
だったらどうでしょうか?

たぶん、次の日から
予約がパンパンには
ならないですよね。

影響力の大きい、小さいは、
レバレッジに大きく関わります。

そして実は、
フリーランスデザイナーとして
上手くいく人のほとんどが
この「大きな顧客」を
早い段階で掴んでいるんです。

津田さんの場合も
遊戯王の「海馬さま」の役が
決まったのは、
まさに鶴の一声でした。

オーディション最終選考で
津田さんを含め3人が
残っていたそうです。

津田さんは、当時まだ20代。

「経験も浅いですし...」と
反対の声もあったそうですが

そこで当時の遊戯王の
音響監督をしていたのが
大御所、三ツ矢さんでした。

(アニメ『タッチ』で上杉達也役をされてる
国民的な声優さんです。吉田の青春です。笑)

その三ツ矢さんの
「この子が良い」の一言で
「海馬さま」の役が決まったそうです。

そこからは1年後に
某テニス(?)漫画の「乾貞治」役。

(個人的にあれはテニスではなく
バトルマンガだと思ってます笑)

そこから仕事が増え、大ブレイクして、
本人も「変な話、食えるようになりました」と
コメントしています。

いかがでしょうか??

芸能人のこういう話は
よく聞きますが
自分ごととして落とし込んで
考えられてる方って少ないんですよね。

これ、ほんとに大事なことなので、
ぜひこの機会に
「自分のお客さんに置き換えたら?」と
考えてみてくださいね。

〇〇に学ぶ、はすぐそこに。

さてさて、今回は

「津田さんに学ぶ、
レバレッジの効く仕事」

というメルマガでした!
(久しぶりにめっちゃ書いた気がする。。笑)

今回は津田さんに学びましたが、
今は情報がそこらじゅうに飛び交っているので
本当にいろんなことから学べます。

他の業界業種や
日常の出来事でもそうですが、
上手くいっている業界の事例や
業種の特徴を見つけたら

「抽象化したら、再現性があるとしたら、
どんな特徴があるんだろう?
デザイン業にも応用できないかな?」

と考えてみていただくと、結構面白いですよ^^

マックのドライブスルーみたいに
何か応用できないか?と考えてみてください!

(ドライブスルーは、もともと
銀行が行っていたサービスでしたね^^)

ではでは!

吉田

p.s.

鬼滅の刃劇場版の
放送翌日こと..

我が家は
引っ越しのために
日用品やら家具やらを
購入しにいって

"財布を燃やせ!!!"

"クレカの呼吸 壱の型「一括払い」"

"煉獄さーーーーーん!!!"

っていう、しょーもないくだりを
夫婦でずっとやってました。笑

次の遊郭編も楽しみですね^^

あ!!

全然関係ないですが..

今シーズンの
イチオシのアニメ
「ブルーピリオド」が
昨夜から放送しましたね!!
(一足遅いw)

まじでデザイン学んでいる人は
全員見てください!! 録画してください!!

デザインにも、
アートにも共通の基礎がある、という
デザインの基礎が詰まっています!

さらに作品としても
ストーリーも心情描写も素晴らしい
ほんっとにオススメなアニメです!

(今日の回だけメルマガ見た人は吉田のイメージが
ただのアニメ好きおじさんに見えるのでは...
と心配ですね。。。。。)

まあ、いいか。笑

ではっ!

投稿者プロフィール

吉田 祥太
吉田 祥太
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。

ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。

詳しいプロフィールはこちら