メール1通で失うもの

こんにちは! 吉田です!

今日は
ちょっと前に
届いたメールについて
物申したい気分。笑

ちょっとだけ
お付き合いいただければと
思います。(すみません汗)

僕は昼・夜と
情報収集もかねて
2回メールチェックするのですが

久しぶりに面白そうな
タイトルを発見しました。

それがこちら。

(さまざまな理由からボカしていますw)

メールタイトルは
「ベージュが好まれる理由集めてみました。」

メールの送信元は
とあるファッションブランド。

吉田は送信元で
それがファッション関連の
企業なのは理解しつつも

メールの中身は
これまで開けたことが
ありませんでした。

しかし、今回は
メールタイトルが
ぐっさり刺さってしまった模様。

「何それめっちゃ気になる。」

「ファッション関連企業も
メールマーケティングに
力入れだしたんだ。すごいな。」

「面白いメール書くなー」

と、意気揚々と
クリックしたのですが....

「・・・(´Д`)(´Д`)(´Д`)(´Д`)・・・?」

「なんだこのデカい写真は・・・?
Pickup item? 聞いてないが。。。。」

「ベージュが好まれる理由はいずこ?」

この時点でちょっと
イライラしてきたんですが
落ち着いてスクロールすると...

「あーーーーーーーーーーーーーー(察し)
・・・(´Д`)(´Д`)(´Д`)(´Д`)・・・」

ちなみに、
ボタンをクリックしても
商品一覧ページに飛ぶだけで
「ベージュが好まれる理由」の
記載はなし。

「毒を食らわば皿まで」の精神で
商品詳細ページも見ましたが

『サイズ詳細』
『デザイナーのこだわりポイント』
『お客様からの声』

と、よくある感じの販売ページで
肝心の「ベージュが好まれる理由」は
どこにも書いてありませんでした。

ということで、残念ながら
このブランドの好感度・信用は
わずか3分足らずで
地に落ちて行きました。。。

失うものは、好感度と信用

「たかがメール1通で
そんなに好感度落ちる?」

と思うかもしれませんが
これはめちゃ大事なことです。

たとえば
ちょっと規模感は違いますが
同じようなことを
考えてみましょう。

・〇〇くじ、全部開けてみたら1等が入ってなかった。
https://www.youtube.com/watch?v=kL13Q4F8d78

ちょっと幻滅しますよね。

程度の差はあれど
今回のメールが
やっていたことは
これと同じことです。

もちろん、メールをみるのに
お客さんはお金を使っていません。

しかし、お客さんは
「時間」を使っています。

「そのメールを見る」という
意思決定もしています。

そして、
売り文句(メールタイトル)に対して
「期待」もしています。

1通のメールの中身で、
それらが全て裏切られるわけです。

そういった人が抱くのは
不信感・不安・不満、etc...。

どんなサービスでも
見込み客のこのような感情は
ビジネスにおいて
致命的な問題に発展します。

広告運用を行っている方は
わかると思いますが

リスティング広告の広告文と
開いた先のランディングページの内容を
整合性のあるものにするだけで

マイナスだった広告の反応率が
プラスに転じることは日常茶飯事です。

「たかがメール1通」
「たかがメール内のデザイン1つ」
「たかがページ設計1つ」

で、簡単にお客さんは
離れて行きます。

しかも、ただ離れていくだけではなく
企業やサービスに対する好感度・信用も
一緒に離れて行きます。

(僕もメールの内容
日頃から気をつけて
いきたいと思いました。。)

このメールを作った方が
セールスやマーケティングを考えた
デザイン(設計)を学んでいたら...

と思うと、ちょっと不憫ですが
僕らデザイナーの仕事は
まだまだたくさんありそうですね。

ということで皆様、
今日は吉田の物申しに
お付き合いいただき
ありがとうございます!笑

ではでは
今日はこの辺で!

吉田

投稿者プロフィール

吉田 祥太
吉田 祥太
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。

ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。

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