色々やってるのに単価があがらない?

こんにちは! 吉田です!

今日も読者の方から
いただいたご質問に
お答えしていきたいと思います。

「フリーランスとして
ホームページ、バナー、サーバー周りの仕事、
その他もろもろ細かいweb周りの仕事を
お客さんのためにやってるんですが
忙しいだけで、全然稼げないんです。。」

。。わかります。。。。。。。

これほんとに
しんどいんですよね。。。汗

これ実は
吉田も経験者です。

なので、
まず結論から
お伝えしますね。

シンプルです。

「最初から
色々やるのはやめましょう。
1つに絞りましょう。」

現場からは以上です。汗

これは特に、
フリーランスデビューして
初期のころによく起こります。

僕もフリーランス初期は
色々やりました。

だって...

「ホームページとかバナーはできないの?」

「チラシ制作、お願いできない?」

「ランディングページの
ライティングもお願いできるの?」

お客さんにこんな風に言われるんですもん。汗

色んな人から
「絶対にやらないでください」
と念押しされたにも関わらず..

やってみないと
気がすまない性分なので
とりあえず色々やってみました。。

そして結果、
ぜんっぜん稼げませんでした。笑

しかも、ただ稼げないだけでなく...

「忙しいのに、全然稼げない」
という最悪のパターンにハマりました。

「やればやるほど赤字」という
文字通りのデスマーチでしたね。

なんでこんなことになるかというと
フリーランスデザイナーとして
正しいステップアップ方法に
沿っていないからです。

今日はこれについてちょっとお話しますね。

結論、そもそも最初のステップ..

つまり
「フリーランスとして継続して稼ぐ土台づくり」を
達成するのであれば...

色々手をつけるよりも、
ランディングページ一本でやる方が
圧倒的に良いです。

話をわかりやすくするために

  • 「何でもちょっとずつできるwebデザイナー」を「総合病院」
  • 「ランディングページ専門のwebデザイナー」を「専門病院」

と仮定して、比較して考えてみましょう。

たとえば
自分のすごく大事な人やペットが
難病と診断されてしまったとき...

・近くの総合病院に行くか
・遠くても難病専門の病院に行くか

次の行動として、この2択なら
あなたはどちらに行くでしょうか?

99.9%
後者ですよね。

デザイナーもこれと同じです。

「ちょっとずつ何でもできるwebデザイナー」は
細かい日常の作業をお願いされますが
お客さんがある悩みで本当に困ったときに
専門家としては見てもらえません。

そのときに決まって言われるのは

「誰かお願いできる人(専門家)を知りませんか?」もしくは
「〇〇さんって、ライティングもお願いできませんか?」

この2択のいずれかです。
(どちらも嫌ですね。。)

さらに掘り下げます。

総合病院と専門病院だと、
報酬はどちらが
高くなると思いますか?

これも一般的には後者です。

なぜかというと、
専門家は通常の医療知識・技術のほか..

専門治療に必要な特殊な機材や設備、
人的な研修などをめちゃめちゃ積んでいます。

これもデザイナーに置き換えてみましょう。

ランディングページの専門家は
基本的なデザイン技術を学ぶのは
もちろん..

反応率や数字に関わる技術として
マーケティングやコピーライティング、
ページを見る人の状態など

通常のデザインとは関係のない
専門スキルの学習を積みます。

なので、
通常のwebデザイナーよりも
価格相場が高いです。

さらに、
総合病院と専門病院、
患者さんの悩みは
どちらが重いかというと

これも
一般的に後者の方が
重くなります。

デザイナーでいうと、
ランディングページの方が
悩みが深いことになります。

なぜかというと、
ランディングページの良し悪しは
集客・売上にダイレクトに
影響するから。

ホームページやバナー制作で
多少デザインがうまくいかなくても、
いきなり集客や売上に対して
大きく影響することは稀です。

ですが、
ランディングページで上手くいかなければ、
ランディングページにかけた広告費はもちろん、
その後の集客や売上に直接響きます。

即効性があり、強烈な結果を出しやすい分、
上手くいかないときのマイナス面も大きいのです。

だからこそ、その分
ランディングページの専門家の方が
何でもできるデザイナーよりも
単価も高くなりやすいです。

と、ここまでいくつか
お話してきましたが
これ実はまだ序の口です。

ここからが
めちゃめちゃ重要です。

AさんとBさんがいます。
2人ともwebデザイナーです。

Aさんは、お客さんの頭の中で
「ちょっとずつ何でもできるwebデザイナー」として
見られています。

Bさんは、お客さんの頭の中で
「ランディングページ専門のwebデザイナー」として
見られています。

しかし、実はAさんもBさんと同じくらい、
ランディングページ制作のプロの技術・知識を
持っているものとしましょう。

このとき、
AさんとBさんに同じランディングページを
発注すると、単価相場はどちらが高くなるでしょうか?

・・

実は、Bさんの方が
単価相場が高くなります。

Aさん、つまり
「ちょっとずつ何でもできるwebデザイナー」に
ランディングページの相談があっても
お客さんの頭にあるAさんの認知が
「ちょっとずつ何でもできるwebデザイナー」である場合、

たとえBさんのような専門家と
同じ技術力をもっていて、同じ結果を出せたとしても
報酬は安いままです。
(もしくはお客さんから「いつもよりめっちゃ高くないですか?」とか言われます)

しかし、逆は違います。

Bさんのように、入り口で
「〇〇の専門家」として認知されると
周辺分野でも「専門家」として
扱われることが多くなります。

(経験上、なぜか
ランディングページの専門家 = web集客の専門家
というふうに見られるケースが多い気がします。。)

なので、Bさんのように
「ランディングページの専門家」という認知から入ると、
お客さんに「ちょっとこれお願いできませんか?」と、
ホームページやバナーを頼まれたとしても
報酬は「専門家」の相場、
つまり高単価での受注が基本になります。

お客さんの中では
「ランディングページの専門家」としての
報酬額がアンカリングされているためですね。

まだまだありますが、
こんな理由から

「最初は色々やらないで
ランディングページ一本に
絞りましょう」

というのが
個人的にも、そして講座でも
みなさんにお伝えしている
メッセージです。

個人的に、
断りづらい気持ちは
すごくわかりますが。。笑

特にフリーランスになって初期は
仕事も安定しづらいので
「これ断ったら次の仕事来ないんじゃないか。。」
って、めちゃめちゃ断りづらいですよね。汗

でも大丈夫です。
むしろ断った方がいいです。

断っても、相手はそんなに嫌な顔しませんし、
むしろ安請負しない姿勢を見せると
「この人はプロなんだな」って思ってくれます。

吉田のように自ら単価を下げてまで
デスマーチする意味はありませんm(_ _;;)m

"そんなこと言っても、
ランディングページの受注なんて
そんなホイホイ取れないでしょ?
どこで取れるの?"

という声が聞こえそうですが、
ご安心ください。

こちらも講座では
全部お伝えしてます。

デザイナー自身のマーケティングを考えて、
あるところであるターゲットに狙いを定めれば、
ちゃんと案件は取れます^^

もっと詳しい
フリーランスデザイナーとして
正しいステップアップ方法や
この続きを聞きたい方は、
ぜひ講座にお越しください...★

あなたとお会いできるのを
楽しみにお待ちしてますね!

ではでは今日は
この辺で!

吉田

p.s.

単価が上がらない理由としては
他にも「ライバルと同じことをしている」
というのも大きな理由の1つです。

これはかなり言い方が悪いですが、
つまりそれは「替えがきく人材」に
なってしまっているということです。

同じような効果で、
同じようなサービスなら
価格勝負になりますよね。

(多分、みなさんも無意識に
ジェネリック医薬品を使ってると思います。)

宝石も、石油も、レアメタルも
すべて限りがあって、
誰もが簡単に手にできないから
取引価格が高いわけです。

ひっくり返せば、
自分と同じようなライバルがいればいるほど
取引単価が安くなる、ということです。

「ライバルと同じことをやらず、もっと求められていることをする」
→「替えが効かない人材になる」
→「自分の希少性が高くなる」
→「単価が高くなる」

単価で悩んでいる方は、
ぜひ考えてみてくださいね^^

p.p.s.

7月が終わり、
いよいよ8月ですね!

セールスデザイン講座も
8月スタートが残り2席になりました!

今月で割引がなくなるようなので、
セールスデザイン講座がずっと前から気になっている方や
フリーランスになるための第一歩を踏み出したい方は
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投稿者プロフィール

吉田 祥太
吉田 祥太
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。

ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。

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