Q:競合がたくさんいるから稼げないのでは?
こんにちは! 吉田です!
先日ご案内した体験会、
本当にたくさんの人に参加いただき
ありがとうございます!
おかげさまで
週頭から嬉しい悲鳴を
あげている吉田です。笑
課題も続々と
ご提出いただいてますが
提出期限が
12/1(木)の23:59までなので
まだ提出頂いてない方は
ぜひお早めに^^
特典となっていた
吉田の個別セッション申込みも
今週いっぱいで締め切りますので
「ここもっと深く聞いてみたい」
「ぶっちゃけデザイナーってどうなの?」
「とりあえず吉田と話してみたい!←」
という方はお早めにご予約ください^^
さてさて!
今日は久しぶりの
通常メルマガということで
楽しみにしてました!
キャンペーン期間が
1週間もあったので
ネタはたくさん溜まりましたぜ★←
今日のお話は
「競合(ライバル)」
についてです!
というのも、
受講生さんや卒業生の方、
うちの講座ご検討いただいてる方から
「競合が…」ってお問い合わせが
最近ホントに多いんです。
なので、
今日から2~3回くらいに分けて
「競合」についてのアレコレを
お届けできればと思います!
(夢中で書いてたら
めっちゃ長くなったので
分割してお伝えしますmm)
ではいきましょう!
デザイナーって
競合がたくさんいるから、
稼げないんじゃないですか?
はい、ということで
今日は1つ目です。
まずはあるあるの
ご質問からいきましょう!
もはや
耳にタコができて
塞がるほど聞いたこちらです!笑
たぶん、
こういった類の記事もたくさんあって
適当な主観で「オワコン」とか
書いてるんだと思うんですけど…
これ読んでる方は
絶対に鵜呑みにしちゃダメですよ?
たとえそれが
事実でも虚実でも
情報をそのまま鵜呑みにせず、
事実確認したり、
「ホントにそう?」と疑ったり
自分の頭の中で
噛み砕いて整理するのが
大事ですからね!
さて、まず
大前提なんですが
「競合がたくさんいる」
=「稼げない」というのは
かなり論理的な飛躍があります。
冷静に考えてみてください。
「競合がたくさんいる」
だから
「私が稼げない」
って、たとえば
「クラスメートが40人もいる」
だから
「私の成績が悪い」
っていうのと同じなんですよ。
「いやいやいや待て待て」
ってなりますよね??笑
つまり
「競合がたくさんいる」
「私は稼げない」
というのは、
まったく別の事象です。
そこに何の
因果関係もありません。
むしろ僕としては
「競合がたくさんいる」
という事象は
これからデザイナーを目指す人にとっては
「ニーズが存在する」というのが確定してるので
吉兆だとすら思います。
競合がたくさんいる
=「需要がたくさんある」
ってことの現れじゃないですか。
もっと細かいことをいうと
その需要の総量である
Web広告業界の市場規模は
ずーーーーーーっと拡大しています。
(たしか去年だか今年だかに
テレビ広告の費用総額を抜きました)
「市場規模が伸びている」
=「市場に流れているお金の
全体のパイは増えている」
ということ。
「市場規模」というのは
“その業界の中で「問題解決」に、
総額いくらのお金が支払われているのか?”
つまり、需要 = ニーズの総量です。
(僕らのデザインにお金が支払われるのも、
お客さんがweb集客をもっと活発にしたい、
売上UPしたい、という問題を解決するためですよね?)
なので、
ライバルが増えても
市場が成長している限り、、
つまり
需要の絶対量が
増えているなら
いきなり競合と
バチバチに争うなんてことは
ほとんどありません。
仮に、斜陽産業とかで
市場規模全体が縮小しているなら
「ライバルとの食い合いになる!!」
というならわかりますが、
Web業界はまだまだ伸び盛りです。
(このあたり知りたい方は
電通グループが毎年web広告市場規模の
資料出してくれているので、ぜひご覧あれ)
なので、
いきなりシェア争いになったり
バチバチにお隣さんと
食い合うことはないんです。
(たまに「ライバルデザイナーに勝ちたい」という
謎のファイターもいますが、ほっとけばいいですw)
ちなみに、
ちょっと想像すればわかりますが
逆に「ライバルがほとんどいない」方が
かなりリスキーですよ。汗
稼げる旨味のある市場なら
かならずライバルがいます。
この情報社会、
サービス飽和社会で
「ライバルがいない」なんて
①ライバルがホントに気づいてない
②需要がまだ未発達
(プロダクト・ライフサイクルでいうところの導入期)
③そもそもそんな需要は存在しない
これらのいずれかです。
①なら大当たりですが、
②、③はまじでしんどいです。
①も、正直な話
副業やフリーランスデザイナーが
いきなり狙うようなものじゃないです。
(起業家志望とかならまだしも)
ちょっと話が
膨れてしまったので
戻りますが…
まとめると、
「ライバルがいる」
というのは
「私が稼げない」
理由にはなりません。
考えるべきは
ライバルの解像度を
上げた先にある
むしろ
ここで考えるべきは
「ライバルがいること」
ではなく…
ライバルが
たくさんいる中でも
「稼げている人と
稼げていない人は
一体何が違うのか?」
です。
ここが、これから
デザイナーとして稼ぐための
最重要ポイントになります。
強いライバルが
市場にわんさかいるなら
むしろ好都合。
だってその人が
どうやって稼いでいるのか
リサーチできるじゃないですか。
逆に稼げてない人も
リサーチして比較すれば
違いなんてすぐわかります。
このご時世
ありがたいことに
SNSやクラウドソーシングで
勝手にめちゃめちゃ
発信してくれているので
無料でリサーチし放題です。笑
なので問題は
「ライバルがいること」ではなく
「ライバルの解像度が低いこと」
そして
解像度を上げて
考えるべきは
「私が稼ぐために
上手くやってるライバルが
何をしてるのかを知ること」
です。
ここでも
解像度を上げて
「何をしているのか?」を、
もっと分解して考えていけば
「誰に」「何を」「いくらで」
「どんな意味で売ってるのか」
という情報になります。
ここまで分解してから
リサーチしましょう。
スプレッドシートにでも
情報をまとめて
比較するのもGoodですね。
2~3時間かけて
ココナラならココナラ、
TwitterならTwitterで
TOP20人も分析すれば
自ずと「稼げる人」「稼げてない人」の
傾向は見えるはずです。
(残念ながらみんな
この手間を惜しみますが。。)
そしてリサーチした
情報から仮説を立てて
「そんなことをしているのはなぜか?」
「そのライバルの強みは何か?」
「このビジネスを可能にしているキーは何か?」
を洗い出して、
「稼げている人」の
共通項をさぐりましょう。
そして、
共通項が見つかったら
もう1つ重要なことがあります。
それは
闇雲に上手くいってる人の共通項を
取り入れるのではなく…
①「自分のサービスとしてハマる(一貫性がある)」か
②「自分の強み」や「やりたいこと」が活きるか
この2点に注意して取り入れること。
たとえば、
共通項を
洗い出したときに
「高単価なサービスを売ってる」
という共通項が
出てきたとしますよね。
それを何も考えずに
単に取り入れて
「ロゴ制作を高単価に」とか
「名刺制作を高単価に」とかじゃ
ダメなわけです。
サービスとして
一貫性がなければ
成り立たないので
一度立ち止まって、
「どうやったら
高単価なロゴ制作が
実現できるだろうか」
↓
さっきの
「誰に」
「何を」
「どんな意味で」
「いくらで」
に当てはめて
「何を」:ロゴ制作
「いくら」:高単価(たとえば5万)
と仮決めします。
では次に、
「そもそもロゴを高単価で
買ってくれる人って誰?」
「どんな意味付けをしてあげたら
ロゴを高単価で買ってくれる?」
「ロゴを高単価でも
買わなければならない時って
どんなときだ?」
と、逆算で考えていくわけですね。
これで「誰」と
「意味づけ(ニーズ)」見つかれば
1つ目のチェックポイントはクリアです。
そして2つ目の
チェックポイント。
②「自分の強み」や「やりたいこと」が活きるか
つまり、
「果たして、自分の強みとマッチするのか」
「それが自分のやりたいことに直結するのか」
またしても
抽象度が高いので(笑)
少し説明すると…
さっきの
ロゴ制作の例でいえば
「高単価」で売れるニーズと
「誰」がわかったとしても
「自分の強みがマッチするのか?」
「それは自分がやりたいことなのか?」
この2つがないと
意味がないわけです。
仮に強みがマッチしても
やりたくないことを
ビジネスにしたらしんどいだけ。
「子どもとの時間を大事にしたい」
と思って始めたのに
案件めっちゃ抱えて
プライベートを犠牲にしてたら
本末転倒ですよね。
もちろん、一時的に
そのような状況になるのはアリだとしても
結局の所、本人のたどり着きたい場所ありきで
ちゃんとルートや方策は
1人1人考える必要があると思います。
ちなみに僕が
グループセッションとかで
個別にコンサルさせてもらうときは
むしろここから始めます。
「いくら稼ぎたい」とか「強み」とか
「どういう働き方がしたい」とか
「将来的にどういうステップアップしたい」とかですね。
ここら辺あんまり発信しないで
「とりあえず稼げ、話はそれからだ」みたいな
デザイン講座もあって
賛否両論あるとは思いますが
個人的にはあんまり好きじゃないですね。
画一的でその人のことを
ちゃんと見てない感じがするので。
…とまあ、
話がまた脱線したので
戻りますが。。。
こんなふうに、
ライバル以前に
考えなきゃいけないことは
たくさんあるのですが
こと市場にいる
競合についていえば
「自分はどうすべきか」を
考えるためにリサーチしたり
活用するのが正しいアプローチです。
たまに無目的に
「競合が何をしているか調べる」
というのを「リサーチ」と
称している人がいますが
それはリサーチではなく
ただの定点観測です。笑
(何しているのか知ってるのは重要ですけどね)
あくまでリサーチは
「私がどうするべきか」を考えたり、
それを検証したりするためのもの。
決して、競合を調べて
一喜一憂するためのものではないので
そこは注意しましょう^^
これはどんな事業でも同じです。
ぜひ忘れないようにしましょう!
…ということで!
競合のお話
我ながら1回目にして
濃い目の話になりました。笑
今デザイナーやってる方はもちろん、
これから目指す人にとっても
すごく大事なことなので
ぜひぜひ考えてみてください^^
また次回も
濃いめの話になるので
お楽しみに^^
では!
吉田
p.s.
今度ご紹介しますが
週末に卒業生の方から
ご連絡いただき
「セールスデザイン講座様様様様様様」
と、講師冥利につきる
とーーーーーーっても温かいお言葉と
成果報告をいただきました。
最近めっちゃラッシュですね!
ガツガツ行動派の方が増えてきて嬉しいです!!
今度インタビューさせていただきますが
めーーーっちゃスゴい方ですから
ぜひ期待しててくださいね^^
明日からいよいよ師走!!
今年のラストにかけて
一緒に走り抜けましょう!!
では!
ご質問お待ちしています!
投稿者プロフィール
-
フロントエンジニア出身の叩き上げセールスデザイナー
セールスデザイナーとしては5年目。
ノンデザイナー出身でめちゃめちゃ苦労した経験から、
感覚的になりやすいデザインの指導を
理論的かつ再現性ある形で伝えることをモットーにしている。
⇒ 詳しいプロフィールはこちら
最新の投稿
- 記事2023年12月25日【成果続々!】おめでとうございます!
- 記事2023年12月20日「強みがない」デザイナーの生存戦略
- 記事2023年12月4日ガクブルしながら選ばれるデザイナーになろう
- 記事2023年11月27日サービスや営業メールを強くする泥臭い秘訣