ココナラLPランキング上位10人中4人が同じ講座で学んだデザイナー。選ばれるデザイナーの「売れるデザイン」とは?

ココナラLP作成ランキング上位10人のうち4人が同じ講座で学んだデザイナー

目次

はじめに:「上手い人」ではなく「選ばれる人」がいる

こんにちは。セールスデザイン講座の上野です。

ココナラやクラウドワークス、ランサーズで、デザインの仕事を探したことがある方なら、一度はこう思ったことがあるはずです。

「私と比べて、そんなに上手いわけじゃないのに、なんであの人ばかり売れているんだろう?」

逆に、

「すごく上手いのに、ほとんど実績がついていないデザイナーさんもいる」

これも、よく見かけますよね。

私はデザインの仕事を25年近く続けてきて、そのうち10年はデザイン会社で上場企業の広告やブランドのデザインを作ってきました。独立してからは、スモールビジネスのランディングページ(LP)やチラシ、バナーを作り続けています。

その中で、はっきり分かったことがあります。

クライアントは「上手いデザイン」にお金を払っているのではなく、「売上が上がりそうなデザイン」にお金を払っている。

クラウドソーシングで選ばれ続けているデザイナーを見ていくと、この考え方を持っている人がとても多いです。そして、そうした人のプロフィールを見ていくと、ある言葉に出会うことがあります。

それが 「セールスデザイン」 です。

実際に、私たちの講座に申し込まれる方の中には、

「ココナラで売れている人を研究していたら、ある方のデザインに惹きつけられた。どんどん見ていったら『セールスデザイン』という言葉が出てきて、それって何だろう?と調べてここにたどり着いた」

という方がいらっしゃいます。

この記事では、

  • なぜクラウドソーシングで選ばれるデザイナーには「セールスデザイン」を使う人がいるのか
  • セールスデザインとは何か(普通のデザインと何が違うのか)
  • 上位のデザイナーに共通する、見せ方・作品・提案の型
  • 普通にデザインを学んだだけでは差がつきにくい理由
  • どうやって身につければいいのか

を、できるだけ具体的にお話しします。

少し長い記事ですが、「デザインを勉強したのに、なかなか仕事につながらない」と感じている方には、遠回りしないためのヒントになるはずです。

1. クラウドソーシングの上位で、実際に起きていること

ココナラ「LP作成」ランキングの上位10人に、講座で学んだデザイナーが4人

まず、事実からお伝えします。

ココナラの「LP作成」カテゴリには、全部で6,051件のサービスが出品されています(2026年10月27日時点)。これをランキング順に並べると、上位10人のうち4人が、セールスデザイン講座で学んだデザイナーでした(3位〜6位)。講座の卒業生と、講座のコミュニティ「セールスデザイン講座ワークス」で学ぶ会員さんです。

ひと月前(2026年9月27日)に調べたときも、講座で学んだデザイナーが上位に入っていました。ランキングは毎日動きますが、上位に入り続けていることが分かります。

さらに、ホームページやLPなどをまとめた大きなカテゴリ「Webサイト制作・Webデザイン」(全55,737件)のランキングでも、講座で学んだデザイナーが3位と5位に入っています。

過去にさかのぼると、

  • 卒業から約1か月で、ココナラのLP部門1位になった卒業生(2020年)
  • LP制作カテゴリで、ランキングを含む3つの並び順で1位を取った卒業生(2024年)

もいます。

※順位は2026年10月27日時点の「ランキング順」の表示です。毎日入れ替わるので、ご覧になる時期によって変わります。講座で学んだかどうかは、講座の受講・会員の記録で確認できた方だけを数えています。上位のほかの方には、確認できていないだけで講座で学んだ方がいる可能性もありますが、ここでは数に入れていません。

「PRO認定」を取った卒業生も

ココナラには、品質や納期などの厳しい基準をクリアしたサービスだけに付く「PRO認定」という制度があります。「LP作成」カテゴリでPRO認定が付いているのは、6,051件のうち16件だけ(約0.3%)です(2026年10月27日時点)。

このPRO認定を、LP部門やヘッダー・バナー部門で取った卒業生が、何人もいます。ご本人たちのSNSには、

  • 「未経験から講座を卒業し、半年後にプラチナランク、その後LP部門でPRO認定」
  • 「最低ランクから60日でプラチナランク、その後ヘッダー・バナー部門でPRO認定」

といった報告が並んでいます。

ランキングでも、2026年10月には、講座で学んだデザイナーがココナラのバナーカテゴリで「おすすめ順」「ランキング順」ともに1位になったと報告しています。その方は、お世話になった先として真っ先に「広告で使う画像の考え方を教えてくれたセールスデザイン講座」を挙げてくれていました。

「売れている卒業生を見て」講座に来る人たち

講座に申し込まれる方の受講のきっかけを聞くと、

  • 「Xで、卒業生の活躍を見て、私もこうなりたいと思った」
  • 「卒業生のインタビューを見て決めた」
  • 「検索していたら、卒業生の動画にたどり着いた」

という声が、何人もの方から届いています。売れているセールスデザイナーの姿そのものが、次のセールスデザイナーを呼んでいるのです。

ほかにも、

  • 卒業から約1か月で、ココナラのランディングページ部門1位になった方(2020年) ▶ インタビュー
  • 未経験から始めて、登録から3か月でココナラのプラチナランクになった方 ▶ インタビュー
  • 卒業間際にプロフィールを見直したら、ココナラから依頼が来るようになった方 ▶ インタビュー

など、クラウドソーシングで結果を出した卒業生のインタビューがたくさんあります。

改めて、6,000件を超える中の上位10人に4人。決して「上位を独占している」わけではありません。でも、デザイナー全体から見ればごく一部の、ひとつの講座で学んだデザイナーがこれだけ入っているのは、偶然では説明しにくい数字です。

上位の出品タイトルに並ぶ言葉

もうひとつ、面白いことがあります。

同じランキングの上位10件の出品タイトルを並べてみると、

  • 「売上を生み出す」
  • 「集客に強い」
  • 「反応率アップ」
  • 「成果につながる」
  • 「成約率アップ」
  • 「売れるLP」

といった言葉が、ほとんどの出品に入っています。卒業生かどうかに関係なく、上位の人ほど「売上」「反応」を約束しているのです。

これは、依頼する人が何を求めているかを、そのまま表しています。

彼らのプロフィールやサービス説明に共通しているのは、「何を作れるか」だけでなく、「作ったものでお客さまのビジネスがどう良くなるか」 を書いていることです。

最初は「実力」で選ばれ、やがて「肩書き」が目印になる

依頼する人が最初に見ているのは、肩書きではありません。

  • サムネイルを見て「この人のデザインは反応が取れそう」と感じる
  • 作品を見て「うちの商品もこんなふうに売れるようにしてほしい」と思う
  • 説明を読んで「この人は売上のことを分かっている」と安心する

この3つが揃ったときに、依頼ボタンが押されます。セールスデザインを学んだ人が選ばれやすいのは、この3つを最初から意識してデザインしているからです。つまり、まずは売上に貢献する力で選ばれているのです。

ただ、面白いのはここからです。

売れる人の多くが「セールスデザイナー」と名乗り、その人たちがランキングの上位に並び、PRO認定を取り、クライアントの売上を上げ続ける。そうすると、依頼する側の頭の中で、

「セールスデザイナー=売上につながるデザインをしてくれる人」

という結びつきが、少しずつできていきます。

実際に、ココナラで上手くいっている人を研究していて「セールスデザイン」という言葉に出会い、「これは何だろう?」と調べた方がいます。活躍している卒業生をXで見て、講座に来た方もいます。デザイナーの側でさえ、この肩書きを「売れる人の目印」として見始めているのです。

依頼する側にとっても同じです。「LPを頼みたいけど、誰に頼めばいいか分からない」と迷ったとき、「セールスデザイナー」という肩書きは、売上のことを分かっているデザイナーを見分ける目印になります。

力のある人が名乗るほど、肩書きそのものの価値も上がっていく。今、セールスデザイナーという肩書きは、ちょうどそういう段階に入っています。

2. セールスデザインとは何か

ひとことで言うと「売るためのデザイン」

セールスデザインとは、商品やサービスを売る・集客する・反応を上げることを目的にしたデザインのことです。

美しさやおしゃれさを否定しているわけではありません。ただ、それは目的ではなく手段です。目的はあくまで、

  • LPなら、申し込みや購入が増えること
  • バナーなら、クリックされること
  • チラシなら、来店や問い合わせが増えること

です。

「言葉」が先、デザインはその魅力を届ける役

商品やサービスを売るときには、まず言葉(セールスコピー)があります。

「誰の、どんな悩みを、どう解決するのか」「なぜ今買うべきなのか」——こうした言葉の魅力を、ひと目で伝わるように形にするのがセールスデザインです。

たとえば同じ「肩こりに効く整体院」のチラシでも、

  • 写真をきれいに大きく見せて、店名をおしゃれなロゴで入れたチラシ
  • 「デスクワークで、夕方になると首が回らない方へ」という一文が真っ先に目に入り、「初回◯◯円」と「予約はこちら」まで迷わず目が流れるチラシ

では、反応がまるで違います。

前者は「きれいなデザイン」、後者は「売れるデザイン」です。クライアントが本当に欲しいのは、後者です。

セールスデザインで作ったLPの例
セールスデザインで作ったLPの例講師によるLP制作実演より。最初に目に入る見出し→悩み→得られる変化の順に、読ませる流れを設計しています。(画像の中をスクロールすると全体を見られます)

普通のデザインとの違い(比較表)

一般的なデザインセールスデザイン
目的見た目の良さ・世界観・ブランド申し込み・購入・クリックなどの反応
最初に考えること色・フォント・レイアウト誰に・何を・どの順で伝えるか
文字の扱い飾りとして配置読ませる順番を設計し、強弱をつける
良し悪しの基準おしゃれか、きれいか伝わるか、行動したくなるか
クライアントの評価「素敵ですね」「売上が上がりました」「また頼みたい」

この最後の行が、クラウドソーシングで決定的な差になります。

3. なぜクラウドソーシングでは「売れるデザイン」が有利なのか

理由①:一覧画面で「比べられる」場所だから

ココナラやクラウドワークスでは、同じようなサービスがずらっと並びます。依頼する人は、数秒でスクロールしながら「どれにしようか」を決めています。

ここで目に留まるのは、サムネイル1枚で「何をしてくれるか」「どう良くなるか」が伝わる出品です。

これは、まさにセールスデザインで毎日やっていることです。バナー1枚で「クリックしたくなる」ように作る技術は、そのまま自分の出品画像にも使えます。

つまりセールスデザインを身につけた人は、クライアントのためだけでなく、自分を売るための見せ方も上手くなるのです。

ココナラ「LP作成」上位の、講座で学んだデザイナーの出品画像(2026年10月27日時点)

ココナラの出品画像(LP作成 3位)
LP作成 3位
ココナラの出品画像(LP作成 4位)
LP作成 4位
ココナラの出品画像(LP作成 5位)
LP作成 5位
ココナラの出品画像(LP作成 6位)
LP作成 6位

どれも、1枚で「何をしてくれるか」「どう良くなるか」が伝わるように作られています。

理由②:依頼する人の多くは「売上を上げたい」事業者だから

クラウドソーシングでLPやバナー、チラシを頼む人の多くは、個人事業主や中小企業の経営者です。彼らがデザインを頼む理由は、ほぼひとつ。

「売上を増やしたいから」

ですから、作品を見たときに「この人に頼めば売れそう」と思えるかどうかで、依頼するかどうかが決まります。

理由③:リピートされる人が、評価と実績で上に行くから

クラウドソーシングのランキングや表示順は、実績件数、評価、リピートなどが積み重なって決まっていきます(細かい計算方法は各サービスが公開していません)。

売れるデザインを納品すると、何が起きるか。

「前回のLPで反応が良かったので、別の商品のLPもお願いしたい」
「バナーをABテスト用にあと3パターン」

と、同じクライアントから次の依頼が来ます。リピートが増えると、実績も評価も積み上がり、さらに上位に表示され、新しい依頼が来る。この良い循環が生まれます。

「きれいだけど売れなかったデザイン」は、一度きりで終わります。ここが長い目で見たときの大きな差です。

理由④:「セールスデザイン」を学んだデザイナーは、まだ少ない

Webデザイナーやグラフィックデザイナーを名乗る人はたくさんいますが、「売るためのデザイン」を体系的に学んでいる人は、まだごく少数です。

比べられる場所で、比べる相手が少ない強みを持っている。これがクラウドソーシングで差がつく、いちばんシンプルな理由です。

4. 選ばれているデザイナーに共通する「3つの型」

では、上位にいるデザイナーは具体的に何をしているのか。私が見てきた中で、共通している型を3つにまとめます。

型①:見せ方 ——「何を作れるか」ではなく「どう良くなるか」を書く

選ばれない出品によくあるのが、こんな説明です。

LP制作します。デザイン歴3年。Illustrator、Photoshop使えます。修正3回まで。

選ばれる出品は、こうなっています。

「広告からの申し込みが少ない」「LPを作ったけど反応がない」——そんな方へ。誰に何を伝えるかの整理から一緒に行い、申し込みにつながる構成でLPをデザインします。

違いは、主語が自分ではなくお客さまになっていることです。そして、お客さまの「困りごと」から始まっていることです。

これは、セールスデザインでLPのファーストビューを作るときの考え方と同じです。

型②:作品 ——「売るための作品」がたくさん並んでいる

依頼する人が一番見るのは、ポートフォリオ(作品)です。

選ばれているデザイナーのポートフォリオには、

  • 実際の商品・サービスを想定したLP、バナー、チラシ
  • 「誰向けに・何を伝えるために作ったか」の一言説明
  • ジャンルの幅(美容、健康、教育、士業、ECなど)

が揃っています。

逆に、選ばれにくいのは、

  • 練習で作った架空の雑貨屋さんのサイトだけ
  • 作品が2〜3点しかない
  • 見た目はきれいだが、何を売るものか分からない

というケースです。

作品は、あなたの代わりに営業してくれる営業マンです。 数が多く、しかも「売れそう」と感じさせる作品が並んでいるほど、依頼は来やすくなります。

型③:提案 ——「作る前」に、相手のビジネスの話をする

クラウドワークスやランサーズの提案(応募)で選ばれる人は、いきなり「できます、いくらです」とは書きません。

  • この商品は誰に一番売りたいのか
  • 今のページで、どこがもったいないと感じたか
  • 自分ならどう見せるか(簡単な構成案)

を、短くても具体的に書きます。

依頼する側からすると、「この人は、うちの売上のことを考えてくれている」と分かる。だから、多少金額が高くても選ばれます。

この3つの型は、どれも「売るためのデザイン」の考え方を知っていれば自然とできるようになります。逆に言えば、考え方を知らないまま型だけまねしても、作品や提案の中身がついてこないのです。

5. なぜ「普通のデザインスクール卒」では差がつきにくいのか

ここまで読んで、「でも私もデザインスクールに通ったし、ソフトも使える」と思われた方もいるかもしれません。

実は、私たちの講座に来られる方の多くが、

「どこかでデザインを勉強して、クラウドソーシングにも出してみたけれど、思うように結果が出なかった」

という方です。

これは、その方の才能や努力が足りなかったからではありません。学んできたことと、仕事で求められていることが、少しずれているからです。

ずれ①:ソフトの使い方と「見た目」の作り方が中心

一般的なデザインスクールでは、Illustrator や Photoshop の操作、配色、フォント、レイアウトの基本を学びます。もちろん、どれも必要な土台です。

ただ、そこから先の「この商品を、この人に、どの順番で見せれば売れるのか」は、ほとんど教わりません。

ずれ②:課題の評価基準が「きれいかどうか」

スクールの課題は、「きれいに作れているか」「指示どおりにできているか」で評価されることが多いです。

一方、実際の仕事の評価基準は、「売れたか」「反応が上がったか」「また頼みたいか」です。

基準が違うので、スクールで高評価だった作品が、仕事では選ばれないことが起きます。

ずれ③:「納品できるレベル」まで直してもらう経験が少ない

仕事では、一発でOKが出ることはほとんどありません。クライアントから「ここが伝わりにくい」「この順番の方がいい」と言われながら、納品できるレベルまで仕上げていきます。

この「何度も直して、売れるレベルまで引き上げる」経験を積んでいないと、いざ仕事を受けたときに自信が持てません。

自信がないのは、実力とそれを証明する作品(エビデンス)が、まだ手元にないからです。逆に言えば、この2つが揃えば、自信は後からついてきます。

6. セールスデザインは、どうやって身につけるのか

ステップ①:「売れるデザインの見方」を知る

最初にやることは、手を動かすことではなく、見方を変えることです。

普段見ている広告、LP、チラシを、「おしゃれかどうか」ではなく、

  • 最初に目に入るのは何か
  • それは誰に向けた言葉か
  • 読む順番はどう設計されているか
  • 最後にどんな行動をしてほしいのか

という目で見てみてください。これだけで、売れているデザインの「骨組み」が見えるようになってきます。

ステップ②:原稿(テキスト)からデザインを起こす

セールスデザインの練習で一番効果があるのは、文字だけの原稿を渡されて、それを売れるデザインに仕上げるというトレーニングです。

見本をまねするのではなく、「この言葉の中で、何を一番大きく見せるべきか」を自分で判断する。これが、実際の仕事とまったく同じ頭の使い方です。

ステップ③:プロに見てもらい、何度も直す

独学で一番難しいのは、「自分のデザインのどこが売れない原因なのか」が分からないことです。

セールスデザインの視点を持ったプロに見てもらい、

「この見出しはもっと大きく。お客さまが最初に知りたいのはここだから」
「ボタンの前に、不安を消す一文を入れましょう」

といった指摘を受けて直す。これを繰り返すことで、だんだん自分で「売れる形」を判断できるようになります。

添削のビフォーアフター。Afterは見出しの大きさと強弱、伝える順番を整えている
「きれい」から「反応が取れる」へ。左が最初のデザイン、右がプロの添削を受けて直したあと。見出しの大きさ、文字の強弱、読ませる順番を変えるだけで、何のサービスで何が得られるのかが一瞬で伝わるようになります。無料の5日間チャレンジでも、あなたの作品にこうした添削が動画で届きます。

ステップ④:作品をポートフォリオとして見せる

直して仕上げた作品は、そのままポートフォリオになります。

クラウドソーシングの出品画像やプロフィールにも、この考え方で作った作品を並べる。提案文にも、その作品を添える。ここまで揃うと、「選ばれる側」に回る準備が整います。

講師のレビューを受けて受講生が仕上げた作品56点の一覧
講師のレビューを受けて、受講生が仕上げた作品たち。ジャンルの違う「売れるデザイン」がこれだけ並ぶと、依頼する人は「この人なら、うちの商品も任せられそう」と安心します。たくさんのポートフォリオそのものが、実力の証明になります。

クラウドソーシングは「ゴール」ではなく「入口」

最後にひとつ大事なことをお伝えします。

クラウドソーシングで上位に入ることは、すばらしい実績です。ただ、それだけがゴールではありません。

セールスデザインを身につけた人の中には、ランキングに入らなくても、一度つながったクライアントから何年も継続して依頼を受けている人がいます。地元の商工会議所や経営者の勉強会で、ポートフォリオを見せて仕事につなげている人もいます。

「売上を上げるデザインができる人」は、どこに行っても求められます。クラウドソーシングは、そのスキルを試し、実績を作るための入口のひとつだと考えてください。

7. よくある質問

Q. デザイン未経験でも、セールスデザインは身につきますか?

はい。むしろ、「きれいに作るクセ」がついていない分、素直に吸収できる方も多いです。

セールスデザインで大事なのは、ソフトの操作よりも「誰に・何を・どの順番で見せるか」を考える力です。操作は練習すれば誰でも覚えられますが、考え方は知らなければ身につきません。逆に言えば、考え方から学べば、未経験からでも仕事で通用するデザインに近づけます。

Q. すでにデザインスクールを出ています。今さら学び直す意味はありますか?

あります。スクールで身につけたソフトの操作や基本のレイアウトは、そのまま土台として活きます。

足りないのは、その土台の上に乗せる「売るための判断」です。すでに手が動く方ほど、考え方が入ったときの伸びが早い傾向があります。

Q. クラウドソーシングは単価が安いと聞きます。それでも使う意味はありますか?

あります。ただし、使い方次第です。

クラウドソーシングは、比べられやすい場所なので、安さで勝負すると消耗します。一方で、最初の実績と評価を作る場所としては、とても便利です。

「売れるデザイン」で依頼主に結果を出し、リピートや紹介につなげていく。そうすると、単価は少しずつ上げられますし、やがてクラウドソーシングの外で直接お仕事を受けることもできるようになります。

Q. 「セールスデザイナー」と名乗れば選ばれやすくなりますか?

名乗るだけでは選ばれません。依頼する人が最後に決め手にするのは、作品と、説明と、提案の中身です。

ただ、売上につながるデザインができる人が「セールスデザイナー」と名乗ると、その肩書きは「売上のことを分かっている人」という目印として働きます。そうやって選ばれる人が増えるほど、肩書きの信頼も積み上がっていきます。実力と肩書きが、お互いを強くしていく関係です。

Q. 子育てや仕事と両立しながらでもできますか?

できます。セールスデザインは在宅でできる仕事ですし、学んでいる方にも、小さなお子さんを育てている方や、会社員をしながら夜や週末に取り組んでいる方がたくさんいます。

大事なのは、まとまった時間よりも、毎日少しずつでも手を動かし続けることです。

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上野健二

この記事を書いた人:上野 健二(うえの けんじ)

株式会社セールスデザインラボ 代表取締役/セールスデザイン講座 代表講師

2002年よりデザインプロダクションで上場企業の広告、ブランドのデザインなどに携わる。2012年、スモールビジネスが求めるのは「売れる・反応が上がるデザイン」だと確信し、セールスデザイナーとして独立。2017年にセールスデザイン講座を立ち上げ、600名以上のWebデザイナーの育成に携わる。著書『おうちWebデザイナーのすすめ』。

投稿者プロフィール

上野 健二
上野 健二セールスデザイン講座 代表講師
売れるデザインスキルを身につけクライアントからも選ばれる存在になるデザイナーを多数輩出。さらに、経営者・起業家向けにもセールスデザインを教え、売り上げ3倍・5倍・10倍アップを実現する実績をもつ。
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