この方々がwebに詳しいからでも、 もともとデザイナーだったわけでも、
ましてや、営業が得意だったわけでもありません。

この方々が、こんな成果を出せた理由...

それは、webデザインでメジャーなバナーやホームページといった
花形のような仕事をメインでするのではなく
ちょっとマイナーな”ランディングページ”のデザイン制作に専門特化したからです。

もしかするとあなたも、上のような広告で 買い物をしてしまった経験があるのではないでしょうか？

このような通信販売などで よく見られる１枚の縦長のページのことをLP（ランディングページ）といいます。

実は、高単価なのに仕事が途切れないwebデザイナーの多くは コレをメインの仕事にして、バナーやHPのような仕事はほとんど受けないのです。

webデザインを仕事にするなら、
絶対に押さえておくべき３つのポイントがあります。

それは「高単価か」「リピートされるか」「キャッシュフローが良いか」の３つ。

たとえばバナーであれば、某クラウドソーシングの平均相場は1点あたり3,000円程度。
つまり、月に３０万円を稼ぐなら、バナーであれば単純計算で一月に１００点作らなければなりません。

しかも、デザイン修正やコミュニケーションの時間を含めると、働く時間はもちろん体力的にもかなり厳しいですよね。

逆に単価が10万円以上であれば、同じ３０万円稼ぐにしても、
制作点数は２～３点程度でよく、働く時間は短くなります。

webデザインを仕事にするなら「リピートされるか」はかなり重要です。
なぜならリピートがないとずっと新規のお客様を求めて、営業をし続けなければなりません。

バナーは数を作るのでリピートもされやすいですが、単価の問題があります。

ホームページは単価はそこそこ高いものの、基本的に会社や事業に対して１つのみです。
なので「今月作ってもらったから、来月もお願いしたいです」というリピートには繋がりにくく、 翌月は新規の営業をしなければなりません。

キャッシュフローは、ざっくり言えば「入金サイクルが良いか」です。
webデザインの仕事は「納品後に報酬が入金される」のが基本です。

たとえば、ホームページ制作は、単価も高く、リピートについても 新規営業を受け入れてしまえば、一見仕事としてできなくはありません。

しかし、制作開始から納品まで最低でも２～３ヶ月程度かかることが多く、
キャッシュフローが悪いために、納品までの２～３ヶ月、無収入で仕事をし続けなければならない... なんてことになることもあります。

これらを、ランディングページに当てはめて考えてみると...

ランディングページの単価は１本あたり、１０万円以上が相場。
なので、月に３０万円を目指すのであれば、１０万円なら３本、１５万円なら２本でOKです。

リピートされやすさについては、ホームページが会社や事業に対して１つなのに対し、LPは商品に対して１つ作られます。

たとえば、Aという会社が１０個の商品を持っていたとして、
ホームページはAという会社に１つのみですが、ランディングページは１０個の商品１つ１つに対して作ります。

そのため、１つのランディングページで成果が出れば「次はこっちの商品をお願いします」という感じで 同じクライアントからのリピートに繋がりやすく、新規営業から解放されやすいのです。

キャッシュフローについても、制作開始から納品までは２～３週間程度で完了することが多く、 数ヶ月間、無収入になるようなこともありません。